公埔遺跡

富里郷の境内で、考古学者たちによって立て続けに発見された遺跡は十数か所にのぼります。それらは、今から約2000から7000年前の新石器の史前の時代のものとされています。


中でも最大の面積を誇り、具体的な形を残しているのが公埔遺跡です。

公埔遺跡は、日本からの研究者であった鹿野忠雄氏によって1930年代に発見されため、当時の古い名称を使い”公埔”と命名されたようです。

この遺跡は、台湾の第三級遺跡であるだけでなく、卑南史前文化の範疇でもある貴重なものとされています。分布範囲は長さ約700メートル、広さ約250メートルとなっています。

新石器時代の中期と晩期に、富里郷の境内には、同時に二つの異文化人が存在していましたようです。

1つは東海岸からやってきた麒麟文化人で、もう1つが台東平原からやってきた卑南文化人です。彼らは前後して富里郷にやって来て、そして豊富な遺跡や器物を残していったんですね。

(「公埔遺跡 Vol-2」へつづく)


 

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~PROFILE~

MOTOです。
2003年に初訪台し約1年の滞在で強烈な台湾ファンに!

その後も何度も訪台し、2008年には台湾のNPO法人さんとお仕事した際に超大まかながら台湾一周を実現。2013年、好きが高じて台湾に移住。

外食ビジネスを営む家で育つ。そんな流れで台北では食べ歩きばっかり(笑)

ワークアウト&エクササイズ好きが高じて日本ダイエット健康協会認定ダイエットインストラクター資格を取得。でも大のお酒好き&深刻なチョコレート依存症(笑)

マガジンハウス社の雑誌「anan」に掲載されました。

ananpic


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~登場人物~

アイリン。
日本生まれの日台ハーフ。小学校から高校まで台北、大学4年間は日本、現在は台北在住。
2015年3月より「MOTOとアイリンのエンディングトーク」に出演。(記事の最初の部分にも結構出てます)
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