6つの地方自治体が昇格
現在の台湾の中央政府直轄市は台北市と高雄市のみとなっていますが、いよいよ、来年末、2010年12月25日より新たな体制がスタートします。
・台北県→新北市
・台中県と台中市が合併→台中市
・台南県と台南市が合併→台南市
・高雄県→現在の高雄市と合併
もともと進められていた地方制度改革の一環として、台北県、台中市、台中県、高雄県、台南市、台南県などが今年(2009年)の6月頃に審査を受けました。
その時は、台南県と台南市に関しては行政院の決定を仰ぐという扱いになり、昇格の判断は保留されていた時期もありましたが、最終的には、無事、6地方自治体全てが昇格するという結論に至ったようです。
制度改正後の中央政府直轄地
・台北市
・新北市
・台中市
・台南市
・高雄市
もともと、台北県に関しては、直轄市昇格の話はされていて、2008年末から2009年の初めにかけては、昇格後の新名称についても議論されたりしており、当初から「新北市」という名称が候補になっていました。
当サイトでは台北県に関連する記事はいくつもありますし、カテゴリも台北県という名称を使っているものもあり、できれば変化してほしくないな~などと考えていたんですが・・・予定通り「新北市」へと変更されるようです。
まあ、名称に関してはさておき、今後は以下4つの各エリアの動向に注目が集まりますね。
■台北市・新北市エリア
■台中市エリア
■台南市エリア
■高雄市エリア
当然ながら今までも大きなエリアとして注目されてきたわけですが、より便利で魅力的なエリアへと発展していくことに期待しましょう。