朱記餡餅粥店さん、日本人的にもオーダーしたくなるようなメニューがたくさんあってワクワク。お味的には、もう一味突っ込んでインパクトを出す・・・みたいなことはせず、誰の口にも合う味に徹する・・・そんなコンセプトを感じました。チャイニーズ版ファミリーダイニングみたいな・・・個人的にはそんな印象。本店は仁愛路ですが、それ以外の支店は全て大きなショッピングセンターやデパートに入ってて使い勝手の良さもファミリーダイニングっぽいし。今回は西門町近くのカルフールと同じビルに入ってるお店です。
お店は綺麗でチャイニーズクールっていう印象でお洒落だし、いろんなメニューがあって年齢を問わず誰でもそこそこ普通に楽しめる・・・そんなコンセプトなのかな・・・と。
そもそも朱記さんに行ってみたいなーって思ったのは、日本語の台湾旅行の情報誌に「酸辣湯」がおいしいーって書いてあったからなんですよね。酸辣湯おいしいお店って超レア。
なのでかなり期待していったんですが・・・、朱記さんって、味を追求してるっていうより、万人に受け入れられるお店・味づくり・・・そういう方向を感じるお店だなーって思いました。
どれもおいしいんだけど、他のお店だったらもっと特徴出して味の追求してるような・・・って思ったんですよね。っていうか、わざと平均的なおいしさに味をチューニングしてるような印象。
って言ってもしっかり普通においしいかったです、どれも。
まずチャーハン↓ 我々日本人って炒飯好きですよねー。
なので炒飯があるお店って勝手に注目してしまったり・・・(笑)
シンプルに塩で味付けしてあるサッパリ系の味わい。
普通においしい一品。
牛肉麺も、全体的にはかなりいい感じなんですよねー。
トッピングもちゃーんと入るべきもの入ってるし。
ビーフもしっかり美味しいし。量的にも大きいサイズがゴロゴロと入ってますしね。
麺は麺で、刀削麺タイプのいい感じにチューイーな絶妙な食感の美味しい麺だし!
なのに、スープは超普通ー↓
トッピング一つ一つはしっかり仕事で量的にも申し分ないのに、なぜかスープのお味は普通・・・なんですよね。
これってどう考えても、わざとこういうテイストにチューニングしてるとしか思えないんですよね。
平均的な味加減・・・こういう方向性をしっかりキープして万人に受けることを大事にしてる・・・みたいな。
だってここまでしっかりの牛肉麺を演出できていて、ビーフのお味もかなりいい感じなのに、スープが超普通って・・・。
どう考えてもわざとそういう路線を選んでるとしか思えないんですね。
さつまいもの葉の炒め物↓
これもシンプルな味付けでおいしかったです。
全体的にシンプルな味付けが多いですね、朱記さんって。
っていうかこういうシンプルな料理がおいしいお店って、ほぼ間違いなくおいしいお店ですよね。
やっぱ味のチューニングを万人に受ける方向に合わせてるよなーって思います、勝手な感想だけど。
蒸し餃子↓
これも普通においしいかったです。
酸辣湯↓
普通です。余程おいしい酸辣湯食べたことなければ、普通においしいーって感じるテイスト。
ただ、日本の情報誌におすすめーみたいなこと書いてあったんでかなり期待してしまいました。
っていうかその日本の情報誌がちょっと問題じゃんーって思いましたね。ちゃんと取材してんのかよー・・・って。
朱記さんでプッシュする一品が酸辣湯って・・・。もっと別のものじゃない、押すんだったら・・・って思ったのが正直なところです。
ってかホントに美味しい酸辣湯って、飲んだ時に酸味と塩分と胡椒の辛さによって、頭の中に「三角錐」がイメージできるような絶妙のバランスなんですよね。
ちょっと普通すぎて残念・・・って感じでした。
ワンタンスープ↓
これはシンプルな薄味ながら味のインパクトがあっておいしかったです。
ワンタンの皮が大きくって食感もいい感じ!
ワンタンって皮を食べるものだと思うんで、かなりおいしくいただけました。
というわけで、手軽にいろんなメニューを楽しめて、誰と行ってもそこそこ皆が楽しめるお店という印象のお店でした。
デパートとか、今回のカルフールが入ってるビルに出店してるなど、ロケーション的にも利用しやすさが貫徹されてる感じ。
ただ、徹底して味を追求したい・・・みたいな場合は、別のお店を探した方がいいかなーって感じ。
あくまでもいろんなものが普通に美味しいーっていう感覚かなーって個人的には思ったので、そういう感覚での利用であれば満足できると思います!
朱記餡餅粥店
↓本店、支店、結構たくさんあるので公式サイトでチェックしてみてください。
http://www.zhuji.com.tw/store.php
今回は西門町のカルフールのあるビルにある支店におじゃましました。