海外への渡航時、クレジットカード1枚だけの状態はリスクが高い・・・そう実感しています。
今まで長きに渡りクレジットカードを利用してきましたが、今更ながら、最低でも2枚持って渡航しないとリスク管理の面から万全でない・・・
と実感させられる話を友人から聞きました。
カードの利便性といえば・・・
台湾に限らず、海外へのロングステイや短期旅行でクレジットカードを持っていく方って、圧倒的に多いと思います。逆に、クレジットカードを持たずに外国へ渡航する方って少数になってるかもしれないですね。
私自身、普段からクレジットカードは大いに活用していて、マイルやらポイントやらをせっせと溜めるようにしていますが、海外へ渡航する時のクレジットカードの利便性とは、ズバリ、海外旅行傷害保険が付帯していること・・・
そう思っていました。
確かにこの要因はかなり大事なポイントですよね。
私のカードも、現地での治療費が補償されていて、さらにそれをキャッシュレスで受けられたり、緊急時の現地サポートサービスを受けられるようなタイプのものに加入しているので安心感があります。
家族会員カードにも同様の補償があるし、カードを持たせていない子供にも「家族特約」という形でかなりの額が補償されており、大きな安心感を得ています。そう言う意味で、海外渡航時に持っていくクレジットカードに海外旅行損害保険が付帯されているのは大きなポイントです。
ただ、考慮すべきはそれだけでは十分ではなかったんですね。
不正利用されてカードが止まると、旅行中、使用できない!
クレジットカードは、何事もなければ問題なく普通に使えますが、誰かに不正利用されるという事態が起こった場合、カード会社は会員に連絡をとり、同時に、さらに悪用されないよう該当カードで決済できないようストップをかけます。
そうなると、会員本人も利用できない状態に陥るんですね!
なので、クレジットカードを1枚しか持っていない状態だと、海外旅行中、現地で必要な支払いをする際に支障がでてきてしまうんです。不正利用って自分には関係ないって思われる方も多いかと思いますが、私自身も一定の間隔で被害にあってます。
今まで何度かカード会社のモニタリングの部署から連絡をうけて、不正利用された分は決済しないような処置をピンポイントでしてきましたが、カード自体を一旦キャンセルして、再発行したという対応になったこともあります。
こうなるとしばらくカードを利用できませんでしたね。
日本の自宅に滞在している時なら何とでもなりますが、ちょうど海外旅行中、ましてやロングステイ中であれば、かなり不便なことになります。
クレジットカード1枚しか所持していないとしたら・・・
そして、現金をあまり多く持たずに出かけ、滞在中の支払いをカードで済ませる予定でいたとしたら・・・
かなり困った状態に陥ってしまうわけです。
最低でもクレジットカードは2枚準備して渡航する!
クレジットカードを何枚も何枚も財布に入れておくのって、今一つスッキリしない感覚を持つ方もおられると思います。
私自身、普段はカードを3枚くらい持ってても、海外へ旅行する時は、あえて、メインで使っている1枚だけしか持っていかない・・・
なんてことも今まで何度かありました。それって、かなり危険なことだったんだなぁーって反省しています。
いずれにしても、複数枚のカードを持って旅行すればよいだけの話なので、今後、別のカードへの加入を考えるような場合、前半でお伝えした、海外旅行損害保険が自動で付帯されるカードを検討されるのがベストだと思います。
現地での急な診察や手術の費用がカバーされますし、キャッシュレスで医師に診てもらえたり、
緊急時のサポートサービスも受けられるタイプは、まさに海外旅行のリスク管理的な観点でいえば、最適な特徴をもったカードだといえますよね。
医療費の補償額に関して言えば、各カードの補償額を累積して加算した総額がカバーされるので、カードが多ければより高額の補償を受けられるというメリットもあります。できるだけ万全の準備をして、安心して楽しい旅行・ロングステイを満喫したいものですよね。