ロングステイの不安材料 言葉
ロングステイに関して、検索エンジンの検索回数等について独自に調べてみたところ、最もチェックされているのは、タイ及びマレーシアの2つが郡を抜いているという結果でした。
見方を変えて、ロングステイ財団が行った調査(2006年調べ、2007年発表)では、オーストラリアがダントツの1位を維持しているらしいです。
気候とロングステイ先の人たちの人柄などが理由のようですね。
2位がマレーシアという結果を見ると、案外、英語圏というのが安心感を与えているのかもしれません。 英語なら、まだなんとかなるかも・・・そんな思いもあるんではないでしょうか。
ロングステイに限らず、海外ではまず言葉
私のアメリカでの超ロングステイ経験から、ロングステイの不安材料を思い起こしてみました。
いくつか思い当たりますが、本日はまず
⇒【 言葉 】
やはりこれが基本中の基本だと思います。何をするにも、言葉の壁は常について回ります。そもそも入国時から直面しますよね。
もちろん、言葉の習得が目的のロングステイであれば話は別ですが、いずれにしても、最低限のやりとりはなんとかしなければなりません。
書店でおなじみの会話集。これは結構活用させてもらっていましたよ。 薄手のコンパクトにまとまったものが使いやすいと思います。
学校での手続き、銀行口座の開設、住居の契約などなど。ロングステイのスタート時は、何かと面倒くさいことがいっぱい。辞書と併用しながら会話集を使い倒しました。
時には、そのまま相手に文を見せたり・・・なんてこともしました。
言葉の問題を考えるとき、自分の身や生活を守る、という意味合いが当然あるわけですが、同時に、言葉ができればそれだけ自分の活動範囲が広がっていくということもあるんですよね。
まずは生活を成り立たせるための最低限のやりとりができるようしっかりと準備し、その後、徐々にさらなる習得を狙うことが唯一最大の方法でしょう。
ロングステイ先で、上手に友人をつくるのも上達の大きなカギです。
ロングステイの不安材料 住居
住居をいかに確保してロングステイをスタートさせるか
ロングステイの不安材料の2つ目として、「住居」を挙げたいと思います。こればっかりは行き当たりばったりというわけにはいかないでしょう。
もちろん、ステイ期間にもよります。
2週間~1ヶ月の比較的短めのロングステイであれば、ネットでじっくり下調べして、ホテルやゲストハウス、週単位で借りられる部屋などを抑えればいいかと思います。
最初の数日間だけはとりあえずのホテルに泊まり、その間に現地にて情報を集め、別のホテルなり部屋などへ移るというのもセオリー的な方法です。
1年以上のロングステイともなれば、アパートメントを契約できれば経済的にも環境的にもホテルなどより良いと思います。
私の体験談
私の場合は、語学留学でステイをスタートさせましたので、出発前に手続きをお願いしていた業者にホームステイ先をあらかじめ契約してもらい、半年後に現地にてアパートを自分で契約しました。
アメリカでは銀行口座を開設できたので、残高証明をアパートメント側に提出することで契約することができました。
コインランドリー、プール、バーベキューエリアなどがアパートメント内にあり、とても充実した設備を利用することができました。
部屋もとても広く、首都圏のワンルームマンションとは全く比較にならず、おまけに設備の充実も考え合わせれば、はっきり言って夢のような住宅事情でした。
これはアメリカの例であり、ステイ先の国の事情で変わってくると思いますが、ステイ期間が長くなるのであれば、アパートメントを契約できればかなりお得になると思います。
勿論、コンドミニアムや一戸建てを買うよ、というのであればまた別の話ですね。
尚、「台湾ロングステイ 再び!」では、台湾でのロングステイには民宿の利用をおすすめしています。宿泊費、現地台湾人との交流、台湾人の人柄的なことを考慮すると、民宿がベストだと判断しています。
ロングステイの不安材料 日本からの距離
いざロングステイとなると、言葉や住宅などの問題ばかり気にして、ステイ先と日本を移動するのにどのくらい時間がかかるか、つまり日本からの距離って気にしないで話をふくらましている人が結構多いみたいです。
学生時代の留学や、比較的短期間のロングステイであれば問題とはならないでしょうが、長期にわたるステイであればあるほど、かなり大事なことになってきます。
私の場合は、親族が亡くなるというケースが起こりました。こういうことって実際に起こってみないと分からないんですよね。
幸い、その時は台湾に引っ越した後だったので、時間的にも、資金的にもあまり問題なく、とりあえずの帰国はできました。
しかし、仮に葬儀が終わったとしても、初七日、納骨、四十九日一周忌など立て続けに法要があるんですよね。
法要のたびに帰国できるのか?その際、かかる費用はどの程度になるのか?
このようなことは全ての方に起こりうる話ですので、一度、しっかりと考えてみることは大事なことでしょう。勿論、これ以外にもいろいろなことが起こると思います。
ロングステイは自分の大好きな場所、憧れていた場所などで思いっきり楽しみたいものなんですが、反面、現実的には日本との距離を気にしなければならないケースが起こり得ることも、頭の隅にでもとどめておき、万が一の時にも慌てずに対応したいものですよね。