国内外の人々に大人気の淡水!
台湾各地の気温、降水量、湿度など気候に関する情報をお届けしておりますが、今回は淡水編です。
淡水といえば、台北から手軽にアクセスできる観光スポットですよね。外国からのロングステイヤー・観光客だけでなく、地元の台湾人にも大人気の場所です。
台湾初心者の方が初めて淡水を訪れると、その楽しい雰囲気が気に入ってしまい、思わずここを拠点にロングステイを・・・なんて考えてしまうのではないですか?
何を隠そう、私がそうでした。楽しい雰囲気ですよね、淡水って。西洋的な雰囲気も入り混じり、海からの風が心地よさを増します。
さて、そんな大人気の淡水の平均気温などの気候データを見ていきましょう。
淡水の気候:平均気温・降水量・湿度
- 年間降水量 2119.6ミリ
- 年間降雨日数 163日
- 年間平均気温 22.1度
- 年間平均湿度 80%
- 年間平均最高気温 26.0度
- 年間平均最低気温 19.1度
北部台湾の平均的な気候ですね。気候データ上は、ロングステイの候補地として問題なさそうですね。
春 4~5月
「大屯春色」や「観音吐霧」などと呼ばれる美しい景色を、堪能できるのがこの季節の特徴です。反面、この時期の天候は変わりやすく、急に気温が下がり、寒くなることがあります。
1969年の4月5日には、6.7度という、とんでもない気温を記録したことがあります。 台湾の春としては、異例の寒さです。
梅雨期 5月中旬~6月中旬
基本的には比較的涼しいシーズンです。「ちまきを食べるまで、破れた布団さえも放したくない」という諺があるくらい、涼しい日が比較的多いようです。
春と同様、時に、急激に気温が低下し寒くなることがあります。1679年の6月1日には、この時期にしては珍しく、15.4度まで気温が低下したことがあります。この時期のロングステイは良さそうですね。少し肌寒い程度の方が、汗もかかないし、あちこち行動しやすいかもしれません。
夏 7~9月
日中は海からの風が吹き、特に、スコール(西北雨)が台北盆地地区によく降り注ぎます。夏は台風の季節でもあり、淡水エリア一帯は、西北気流による暴風雨の影響を最も受けやすいと言われています。⇒(通称、西北台風)
深刻な風雨による災害に発展してしまうこともしばしばです。特に、淡水は海に面した街です。この時期のロングステイは雨対策だけでなく、現地にて天気に関する情報に注意を払う必要がありますね。
秋 10月
台風の発生も下火になった頃、秋が始まりますが、たまに急激な気温の上昇が起こり、暑さがもどってくることもあります。1980年の10月10日は、35.8まで上昇。
通常は11月に向かって気温が徐々に下がっていき、11月に入るとさらに下がり、冬を迎えます。
冬 11~3月
寒流の影響で、この時期はは北からの冷たく強い季節風にさらされます。大屯山系からの東北風を最も受けやすい場所に位置しており、その影響で雨が多く、冷たい空気が流れ込みます。