ロングステイ、ショートステイに関わらず、幼児・子供を同伴で訪台するとなると、いろいろと心配になります。2歳未満の子供を同伴する親にしてみれば、少しでも体験談などに目を通し、できるだけの対策をとりたいと思いますよね。
ロングステイ、短期旅行いずれにも有効だと思いますので、私の体験談を、できるだけ細かくお伝えしてみます。
私の子供の場合、訪台時は1歳2ヶ月。遅く始まった人見知りがまだ残っていて、両親以外が抱っこしようものなら大声で泣き出すという、決して楽ではない状態でした。
自宅から成田空港まで
台湾は3時間程度のフライトで済むのでロングステイヤーには好評なのですが、幼児・子供同伴の場合、グズったからといって、途中下車するわけにはいかないのが現実です。
離着陸時や気流が悪かった時など、大声で泣き出したり、興奮して騒ぎ始めたらどう対応しようか・・・
心配ですよね。とにかく、大声で泣き出すことがかなり心配でした。でも、結果的にはなんとかなりましたよ。
私の場合、以下6時間に及ぶ移動でした。
- 新幹線が1時間
- 成田エクスプレスが1時間半
- 飛行機が3時間
まず、新幹線では3人がけの座席を確保し、子供を真ん中に座らせました。
親の心配をよそに、座席の上に立ち、キャッキャッとはしゃいでいました。子供ながらに、いつもとは違う雰囲気を感じ、わくわくしていたのかもしれません。1時間の乗車中、ずっとそのような感じで過ごしました。
この間に、準備しておいたパンとミルクで食事をさせました。私の子供の場合パンがかなり好きなので、外出時はいつもパンとミルク、または麦茶を持ち歩いています。
パンは便利でしたよ。日頃からパンを食べ慣れていれば、ロングステイしていても簡単に手に入れることができるし、食べさせるのもとても楽です。余ったら親が食べてしまえば荷物にもなりませんしね。おすすめです!
さて、東京駅に着くとさすがに雑踏という感じでした。新幹線を下車する時から、構内の移動に備え抱っこひもを準備しました。迅速に行動できたと思います。ここでも特に問題はなかったです。
その後、成田エクスプレスに乗り換えたわけですが、散々はしゃいで疲れたのか、乗車してしばらくするとすぐ寝てしまいました。ちょうどお昼寝の時間と重なったので、うまいタイミングで休息がとれたと思いました。
成田空港から台湾まで
成田空港に着いてチェックインを済ませた時点で、搭乗時刻まで約2時間。時間的ゆとりを確保したスケジュールにしておいて本当に良かったです。
この時間を利用して、おむつを換えたり、食事をさせたりしました。自分たちの夕食も済ませました。
準備をしっかり整え搭乗し、座席につきます。チェックイン時に、他の乗客から離れた座席を確保してもらったので、広く使えて快適でした。
新幹線の時と同様、また良い具合に興奮していました。興奮してべらべら喋り出す程で、機嫌が悪くなる気配はなかったです。機嫌が悪くなった時に備えて、お気に入りのぬいぐるみを用意していたのですが、全く必要なかったです。
が、しかし・・・
最後の最後にぐずって泣きだす・・・
台湾到着時刻が夜9時頃。普段であれば寝る時間です。朝からはしゃぎっぱなしで、相当疲れていたのでしょう。
着陸間際、ついに抱っこの状態で寝てしまったのですが、この時、グズって泣き出しました。
最後の最後に来たかぁー、よりによって着陸時に・・・
座席を立つことができないので、座った状態で子供を上下に揺すり続けること5分程・・・なんとか泣きやみ、再び寝始めました。飛行機はそのまま無事着陸。
台湾に到着して、とにかくホッとしました。最後は少し泣いてしまいましたが、着陸時のほんの5分程度でしたので、全く問題ありませんでした。基本的には、ほとんど泣かずにご機嫌で過ごしてくれたと思います。
寝る時間にぶつかってしまう場合は、もうしょうがないですよね、これは。うまく、寝入ってくれればいいですが、現実的には多かれ少なかれグズって泣くことは避けられないと思います。
座席についてなくても良い時に泣き出したら、抱っこして座席後方付近をブラブラすれば、なんとかなりますよね。着陸前にうまく寝かしつけられれば、それがベストでしょう。
今回の体験で幼児・子供同伴でのロングステイにかなりの自信がつきました。ロングステイ中に台湾国内をあちこち移動することも、おそらく問題なくできると感じました。
結構心配していたんですが、ロングステイに向けて良い予行演習となりました。大きな収穫でした!
追記・更新:
2008年4月18日