台北拠点のロングステイには欠かせません
台湾の北東部に位置する宜蘭。島国台湾のさらに島である亀山島や、古くから開けた頭城エリアなどなど、訪れてみたいスポットもとても豊富で、ロングステイヤーとしては当然、チェックしたくなるエリアです。
台北からもそれほど遠くはなく、北台湾をロングステイの拠点としている方々も足をのばしやすいのではないでしょうか。
さて、気候の特徴としては雨が多いことが挙げられます。台湾の言伝えに「竹風蘭雨」というものがあるんですが、新竹では風、宜蘭では雨が多いことを表した言葉なんですよね。
特に冬の東北方向からの季節風のシーズンには、数ヶ月にわたりぐずついた天気になることもあるようです。なので、冬場は、ロングステイにはちょっと不向きかもしれません。
宜蘭の気候:平均気温・降水量・湿度
- 年間降水量 2827.7ミリ
- 年間降雨日数 207日
- 年間平均気温 22.3度
- 年間平均湿度 84%
- 年間平均最高気温 25.9度
- 年間平均最低気温 19.4度
宜蘭の気候の移り変わり
4~5月は梅雨の季節です。当然ながらこの季節は雨が多く、ジメジメした天候が続きます。
夏になると西南方向からの風が多くなります。同時に、台風の季節が到来します。台風は7~9月に特に集中します。
冬は東北からの季節風にさらされます。雨が多く、気温も低く寒さを感じます。
宜蘭はとにかく雨天日数が多い都市ですね。基隆市もそうでしたが、1年の半分以上が雨の日なんですよね。いやいや、大変なことです。
ただ、降水量自体はそれ程多いという印象は受けませんよね。1年中雨が多いというのでなく、やはり夏の終わりから冬にかけて多くなるといった感じです。
追記・更新:
2008年4月20日