牛伯伯胡蝶園で体感する
安康胡蝶生態教育園区・通称牛伯伯蝴蝶園には、蝶だけでなく、さまざまな動植物が暮らしています。やはり、これだけの生態系を整えると、蝶だけを生息させるなんとことは、逆に難しい・・・という話ですよね。動物は、軟体動物、環形動物、節足動物、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類等、植物は、台湾北部の低海抜地域などに生息するもの等を含み、本当に様々な発見を体感できるんですね。他にも、天然の渓流、谷川、静水区、止水区などの水域環境や、天然林、雑木林、二次林、草生地及び湿地などがあり、環境の多様性が生物の多様性へと良い効果をもたらしているとも言える環境構造になっています。
牛伯伯胡蝶園は無料です
非営利、非遊楽所の目的で造られたこの蝶々園は、心から自然を愛する人々に無料で開放されています。
予約をする必要はありませんが、事前に電話でご挨拶をしたい場合はそれでもOKとのことです。
ただ、どちらのケースでも、現地に着いたら元気よく牛伯父さんに挨拶をする事をお忘れなく。挨拶を怠ったら、中に入れてもらえませんので・・・気をつけてくださいねー。
基本的に、入園料は無料ですが特別に有料で解説員を付けてくれたり、ツアーを組んでくれたり、教室が開かれたり・・・
その他、自由参加ですが解説員になるためのレッスンがあったり、生態講座も開催されたりしています。
牛伯父さんの安康胡蝶生態教育園は、呂さん自身の私財で運営されているので、経営は決して楽ではありません。かなり、お金がかかります。
それでも、より多くの人に自然を愛し、環境保護にもっと目を向けてもらいたいから断固として参観者から入園料を取らないんだそうです。
牛伯伯胡蝶園には蛍もいます
台湾でのロングステイ期間中にここ訪れる機会のある方は、牛伯父さんが大切に育てた道端に咲く草花や、林の奥などに植えてある植物や苗を踏みつけてしまわないように気をつけましょう。
又、安康胡蝶生態教育園の理念や成果に賛同できる人は、寄付やボランテイアも非常に有難いことなんでは・・・と思います。
いずれにしても、牛伯父さんはここを訪れる自然を愛する全ての人を歓迎してくれます。
初夏にかけて蛍が見れる季節になりますが、蝶の他にも、牛伯伯蝴蝶園にはもの凄い数の蛍もいるみたいです。あの乱舞する蝶のように蛍の絶景を見れたら、台湾ロングステイの最高の思い出になるでしょう。