
さてさて、前回に引き続き台湾の牛角クロワッサンについて今回もお伝えしていきますが、今回はタイトルにもある通り、三峡地区の牛角台湾クロワッサンのおいしいお店をご紹介します。

前回の記事をチェックされたい方は「牛角@台北県三峽ってどんな意味?」から見てみてくださいね。
ここでお伝えするお店は、決して管理人の独断と偏見ではないです。現地の方々の多数の感想やコメントを総合しております。なので、かなり参考になると思いますよー。
ロングステイ、ミドルステイなどで三峡まで足を伸ばせる方は、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。尚、各お店の住所や料金などの情報は2009年2月時点のものです。
福美軒
住所:台北県三峽鎮信義街25号
福美軒は、民国47年(1958年)に創業されたお店で、ここのオーナーである羅福清さんが三峡牛角パンの創始者と言われているんです。
羅福清さんがこの牛角クロワッサンを作るようになったのは、ご夫人と海外旅行に訪れた際に、飛行機の中で食べた西洋スタイルのパンがとても印象に残って忘れられなかったから・・・だそうですよ。案外、こんなところから、大人気になっていく商品って生まれたりしてるんですね。
外はサクサク、中は柔らか~い洋風のパンの食感がいたく気に入った羅さんは、台湾に帰国した後、そのパンを独自に改良。もしうまく行けば店頭に出し、失敗すればこのことはスッパリ忘れようと思ったそうです。
研究、そして改良を重ね、現在のの黄金色をした「牛角麺包」が完成したそうです。福美軒の牛角は、20分に一回焼き上がり、値段は、1個20元で販売されています。 又、込み合っているため1人につき1度に購入できるのは30個までだそうです。
康喜軒
康喜軒の公式サイト: http://www.kissbread.com.tw/index.php
住所:台北県三峽鎮中華路74-5号(総本店)
康喜軒では、なんと、牛角クロワッサンをアイスクリームのコーンの代わりにしたちょっと変わったソフトクリームを体験することができます。
アイス自体は韓国からの輸入とのことなんですが、味は全11種類からなっています。
- ブルベリー・ヨーグルト
- チェリー・ヨーグルト
- プレーン・ヨーグルト
- メロン
- バニラ
- イチゴ
- チョコレート
- チョコバニラ
- ブドウ
- 抹茶
- ブルーベリー・ミント
値段は89元ほどと台湾の物価からして決して安くはないんですが、牛角クロワッサンを単品で食べることにに飽きてしまった人や、新しい物にトライするのが大好きという方は是非是非試してみて下さいね。
さらに、康喜軒の牛角クロワッサンはオリジナルフレーバーだけでなく、竹炭チョコ、バナナ、イチゴ、メロンパン風、パッションフルーツ、コーヒーと変わった味の牛角も販売されています。
その他に、「金牛角DIY教室」も開催されており、牛角クロワッサン作りに挑戦できるという企画もあります。100元でDIY牛角2個と飲み物1杯が含まれるそうです。
ただし、人数が少ないと開催されるかどうかわからない・・・とのことですので、ご興味のある方は、直接お店の方までお問い合わせくださいね。
馬英九総統も、2009年の1月17日に台湾の消費券(台湾の低迷した経済に刺激を与える意味で、景気対策の一環として配布された日本円にして約1万円の金券)を持って、三峡のオールド・タウンを訪れたそうです。
三角湧黄金牛角(Golden Bakery)
住所:台北県三峽鎮大同路79号
三峡にあるこのお店、「三角湧黄金牛角」は、他の2店同様牛角クロワッサンのブームをつくったお店の1つでもあります。ここのお店は、箱買いした際も、牛角一個一個に対してビニール袋を付けてくれるので、食べる時手を汚さなくてすむという細やかな心遣いがされていて、現地の方々より好印象を持たれているお店です。
パン自体は、常温で3日とお店側のコメントですが、台湾の夏場は暑いので、3日と言わずなるべく早く食べる事をおススメしますが・・・。
解凍後はそのまま食べられますが、温かいパンをお好みの場合は、トースターに入れ約1分でOKとのことですよー。
さてさて、今回は三峡の牛角クロワッサンのお店をご紹介しました。今ちょうど北部台湾でロングステイされている方は、ぜひ訪ねてみて、いろんなお店で牛角をお楽しみください。
