北部台湾でタクシーの利便性がアップするかも・・・
台北共同営業区内にてタクシーの営業許可を所持しているタクシー運転手を対象に、日本や英語の教習が無料で実施されるようです。
台北共同営業区というのは、台北市、台北県、基隆市、宜蘭県、桃園県から成っています。結構、広い範囲ですよね。
このエリアにおいて日本語で基本的なやり取りができるタクシーの乗務員さんが増えれば、我々、ロングステイヤーやミドルステイ派、さらに短期旅行者など、ツーリスト全体規模において非常に利便性が上がりますよね。
この教習を実施するのは台北市政府で、教習にかかる費用はなんとゼロ。つまり、無料で教習を受けられるというわけです。裏を返せば台北市政府が全ての費用を受け持つという形になるわけなんですね。
台北市政府の外国人観光客に対する受け入れ姿勢が垣間見れますよね。観光産業にかなりの力を入れている・・・そんな印象です。
研修内容は3時間が1セットになっていて、英語の場合は5セットで計15時間。日本語の場合は7セット、計21時間なんだそうです。日本語の方が長いんですね。やはり台湾でも英語の方が一般的には下地があるってことなんでしょうね。
まあそれはさておき、このような研修が行われるのは評価すべきことだと思います。効果がしっかり現れ始めた頃には、我々もタクシー利用の利便性が大きく向上しているってことになるわけで、なかなか楽しみな政策です。