「台湾はいつから夏になる?」というタイトルで、今回は、台湾の夏の気温に関してお伝えしてみます。
現在、既に7月の後半に入っていますので、日本でも夏を感じられる気温になっていますよね。ということは、当然ながら台湾でも夏になっているであろうことは容易に想像がつきます。
では、いったいどの辺りから、台湾では夏らしい気温になっていくのでしょうか?
当サイトでも過去30年間に渡るデータを元に、台湾の複数の都市の気候や気温についてお伝えしていますが、今回は、厳密に今年の気温データをさかのぼる形で、台湾にて、季節が夏に切り変った時期を確認してみようと思います。
まずは、以下のデータをご覧ください。6月初旬と7月初旬の、台湾北部から南部までの気温状況のデータです。最低気温と最高気温が記載されています。
☆★☆ 7月第1週
北部 26-32℃
東北部 27-32℃
中西部 28-33℃
東部 28-33℃
南部 29-33℃
南東部 29-34℃
☆★☆ 6月第1週
北部 25-32℃
東北部 24-31℃
中西部 25-32℃
東部 24-31℃
南部 26-32℃
南東部 25-31℃
こう見ると、6月の初旬から既に最高気温が30度を超えていて、すっかり夏が始まっていることがわかります。
さらにさかのぼっていくと
☆★☆ 5月第1週
北部 24-28℃
東北部 21-27℃
中西部 24-30℃
東部 22-27℃
南部 25-31℃
南東部 23-29℃
5月の初旬で、既に20℃台の後半から、エリアによっては30℃を越えてきていますね。このまま、さらにさかのぼって、春から夏に変ったと感じられる境界まで見ていってみると・・・
☆★☆ 4月第4週
北部 23-30℃
東北部 22-29℃
中西部 24-31℃
東部 22-29℃
南部 25-31℃
南東部 23-30℃
☆★☆ 4月第3週
北部 20-24℃
東北部 20-24℃
中西部 21-27℃
東部 21-27℃
南部 22-28℃
南東部 22-27℃
以下のようなデータの開きを確認しました。4月の第3週になると最低気温も20℃付近、そして最高気温も25℃付近での推移となり、この時点では、まだ夏と呼ぶにはちょっと厳しい状況だったことが確認できます。
台湾の一足早い夏を楽しむか・・・
台湾の春を夏がくる前までじっくり堪能するか・・・
このテータをどのようにロングステイに活かすかは、各ロングステイヤーの皆さん次第ですが、いずれにしても、2009年の春から夏への移り変わりは4月の第3週から4週にかけて起こったということになりそうです。
勿論、来年はどのような推移になるのかはわからないわけですが、今年のデータを一定の物差しとして利用し、台湾でのロングステイプランにぜひぜひお役に立てていただければと思います。