国立故宮博物院では、「精彩100・国宝総動員」と題した特別展が開催されています。
ご存知かと思いますが、台湾の故宮博物院って、かなり価値の高い収蔵品があるんですね。
当時の中華民国が台湾に撤収してくるにあたり、代々の皇帝が所有していた国宝級の美術品などを含む文物も台湾に移転されたためです。
中国の長い歴史の中で創り出された価値のある文物の多くは、実は台湾の故宮博物院にあると言えるわけなんですね。
話がそれましたが、その故宮博物院の特別展が2012年の1月3日まで開催されています。
(私の訪台が1月中旬なので、今回も間に合わず・・・。)
68万点を誇る所蔵リストの中から、特に、珍しく、特徴があり、芸術性が高く、歴史的な観点からも価値のある120点の文物が厳選され、それらが3カ月に渡り展示される特別展です。
国宝級の書画などは、展示可能な日数が設けられているようで、3カ月間、それらがローテーションされる形で展示が続けられるようです。
年末にかけて台湾に渡航される方は、ぜひ、故宮博物院に足を運んでみるのもいいかなと思います。
故宮って、まあ、いつでも見れるし・・・みたいな感覚があって、どうもパスしがちだったりしません??
せっかく台湾に来たんだからってことで、食べる事ばかりを優先しちゃったりします(笑)
今回の特別展、良い機会なので、チャンスがある方はぜひぜひ足を運ばれると良いかなって思います。
■展示作品リスト
http://www.npm.gov.tw/exh100/treasures/jp/ch_08.html