iTaiwan、台湾各地のさまざまな場所でインターネットに接続できる無料のWi-Fiスポットのことですが、最近、iTaiwanがやけに話題になっているので試験的に加入して実際に使ってみました。台湾のそれぞれの地域で提供されている無料のWifiホットスポットが、itaiwanへ登録することで全て使えるようです。台北では「taipei free」へ接続する感じです。
iTaiwanはWifiのホットスポットなので常時接続のように歩きながらマップでナビ・・・みたいな使い方はできませんが、スマホを持って台湾に到着し何はともあれネットに接続して情報収集したい、メールチェックしたい、っていうケースではこの上なく便利ですね、無料だし。
あと、実際使ってみてかなり便利だと思うのは、台北の路線バスの車内で常時接続が可能ってこと!MRTの車内で繋がれば最高なんですけどね・・・。でもバスで繋がるのは利用価値高いです。
というわけで、iTaiwanへの登録の仕方や接続の設定などを画像にてメモしてみました。
尚、ネットに常時接続して台湾国内でマップをいつでもどこでも快適に使いたい方には海外WiFiレンタルがオススメ。
僕が3社全てのルーターを台北で一斉体験調査しましたのでレンタル会社選びに迷ったらぜひチェックしてみてください。しっかりと辛口なレポートになっています。
それと、別途「60種類以上の台湾のwifi」についてもまとめました!
→【台湾wifiを徹底調査!】無料wifiから現地wifiレンタルまで完全取材レポート!
良ければチェックしてみてください。
最初にお伝えしておきます・・・iTaiwanへの登録は超簡単です!
まずはiTaiwanへ登録する場所、登録手続きについての登録ですが、今回は松山空港で手続きしたのでそちらの様子をお伝えします。iTaiwanへの登録に関しては面倒なことは一切なし!ホント楽でしたね。トラベルサービスセンターを探す方が面倒だったくらいです。
松山空港に到着したら台湾国内便のチェックインカウンターがあるエリアへ進みます。松山空港って大きくないからわかりやすいと思いますが、中華電信とかヤマト運輸、兆豊銀行などのブースに交じって、ツーリストインフォーメーションのカウンターらしきがあります。
そこではiTaiwanへの登録は出来ないんですが、そこで「iTaiwanに関しての情報が欲しいんですけど・・・」みたいなことを英語で言えば、該当の場所を教えてくれます。いずれにしても国内線のエリアへ進んでください。
で、↑この案内板が見えてきたら「服務台」と大きく書いてあるカウンターが見てきます。
でも、ここじゃなくて、このカウンターの裏に別のカウンターがあって、iTaiwanの登録は裏の方でした。
裏に回ると、↑「旅遊服務中心」と看板がでています。ここまで辿りつけば、概ね、1分後にはネットに接続できているでしょう(笑) それくらいiTaiwanの手続きは楽です。
「iTaiwanに加入したいんですけど・・・」と伝えて、必要なものを提示すればOKです。
必要なものは、
・パスポート
のみです。
カウンターのお姉さんが「パスポートをお願いします」的なことを言いますのでパスポートを渡し、待つこと1分ほど。IDとパスワードが記入されたメモを渡されますので、それを使ってログインするだけでOKです。
空港内でWi-Fiの状況を見てみると「TPE-Free」が表示されるはずなので、そこから入っていきます。
入力する箇所は4か所。
・ID →パスポート番号
・パスワード →生年月日
これらはカウンターで登録した時にメモを渡されます。とても重要な情報なので取扱いには十分注意する必要があります。
その下に、
・iTaiwan
・TPE-Free
・NewTaipei
・Tainan-WiFi
とありますが、よくわからなかったのでカウンターのお姉さんにスマホごと渡してやってもらったら、彼女は「Taipei-Free」を選択しました。
どういう区分になってるのかよくわかりませんが、その辺は深く考えずに単純に「Taipei-Free」を選択。
最後に
・記往我
とあるので、そこにもチェックも入れてました。
ここは、通常、「IDとかを次回以降自動で表示してねー」ということなんですが、もしかしたら別の意味があるかもです。(無いとは思いますが・・)
以上4か所入力して「登入」をタップ。
うまく入れると↑のダイアログが出るのでOKをタップ。(あ、ちなみに画像のスマホ↑はHTCのバタフライ台湾版です。)
無事にWiFiに入りました!
↑の画像はiTaiwanのスタート画面です。既に繋がってるわけなのでメールチェックなり、台北の情報チェックなり、スカイプやViberやLINEなんかで日本の家族などに連絡をとったりできますし、カメラをパチリとやってFacebookで「台湾入国完了ー!」みたいな投稿もできちゃいます。
空港内やMRTの駅と周辺の地下街などでは、かなり接続が安定しているし速度もかなり良い感じなので特に問題なくいろんなアプリが動かせました。
使えるエリアって?
iTaiwanへ登録した際にカウンターでIDとパスワードが書かれたメモに、使える場所についても簡単な説明がありました。起こしてみると以下の内容です。これは「taipei free」に関しての説明だと思います。
・MRT駅(地下鉄の駅)
・公設市場
・文化と教育センター
・主要幹線道路
・地下鉄駅の商店街
・夜市
・公園
・駐車場
・学校
・スポーツセンター
・台北市役所
・台北市立病院
・バス停
・台北市立図書館
この中で注目したのは、
・主要幹線道路
・バス停
この2つです。だって、主要幹線道路とバス停で使えるなら、常時接続っぽい感じで使えるんじゃない??って思ったからです。主要幹線道路とバス停でiTaiwanのWi-Fiネットワークに入れれば、目的地までをマップでナビ的に使えるんじゃないのーって考えたわけです。
そうなるとかなり便利に台北市内を歩けますしね。それが無料でできちゃうんだったら台北スゲーって思ったわけです。なので早速検証してみたんですが・・・。
どうやら「部分的に」という言葉が抜けているんじゃない??って思うような結果でした。
主要幹線道路については、まず、忠孝東路三段付近で使えるでしょーと思いトライしましたが全然ダメ。一応ネットワークの認識はできるもののシグナルが弱すぎでログイン完了まで辿りつかず・・・。バス停も同じくです。
エリアに関しては、それぞれのネットワークの詳細をチェックした方が早いです!
台北で利用するなら「Taipei Free」のサイトをチェックした方が全然良いです、って、体験的に理解しました。台北フリーのサイトを見れば、Wifiのホットスポットを調べることができるので確実です。
ただ、印象としては、ホットスポットは減ってきてるような感じします。あくまでも僕個人的な印象だけど、スマホの「Taipei Free」のアプリをアップデートする度に、スポットが減ってるような感じします。
ただ、セブンイレブンのwifiが使えるので、台北フリー=セブンイレブン、みたいな感じで覚えておけば台北に来てからも使いやすいと思います。店舗も物凄い多いし、速度的にもストレスなく安定してます。
あと、多くの路線バスで使えます。バスで移動する場合、wifiが提供されてる路線だと、移動中、ずっとネットに接続できるのでかなり便利!どの路線が使えるのかも公式サイトに掲載されています。
今回お伝えしたiTaiwan、さらに宿泊先の無料wifi、さらにさらに無料のネット接続を提供しているコーヒーショップを利用した完全無料のネット接続について、「→→ 無料wifiだけでも台北でここまでできる!台北無料wifi体験談!」という記事内にてお伝えしています。ぜひご参考ください。
常時接続がいいって場合はWiFiレンタルがおすすめ。
常時接続だとグーグルマップをナビとして快適に利用できたり、家族や友人からの連絡をリアルタイムで受取れるなど利便性は格段にアップします。
僕が3社全てのルーターを台北で一斉体験調査しましたのでレンタル会社選びに迷ったらぜひチェックしてみてください。しっかりと辛口なレポートになっています。 → 「台湾WiFiレンタル体験記」はこちら
セキュリティにはくれぐれも注意です
iTaiwanなど無料のWi-Fiスポットって便利な反面、セキュリティ的には無防備であるとも言えます。
確認しましたが、「TaipeiFree」のネットワークには、WPAによるプロテクションはありませんでした。まあ当然といえば当然かもしれません。
だから危険であるとうことに直結はしませんが、利用に関してはくれぐれも注意深く行う必要があることは忘れずに! 快適で楽しい台湾旅行にしたいですよね。
セキュリティ面を万全にして使いたいって場合は、やはり海外WiFiルーターをレンタルするなどの選択が必要になります。