Computex Taipei2013/コンプテックス台北2013が6月4日~8日の日程で開催されています。アジア最大、全世界でも2番目の規模を誇るとんでもなく大きなPC関連の見本市イベント!初日の6月4日(火曜日)と4日目の7日(金曜日)の2日間参加してきました。特に南港館の盛り上がり度はかなり高く最高潮におもしろかったです。
コンピューター・IT関連の見本市なんですが「B to B」のイベントなんで、基本、来場者は世界各国のバイヤーさんが中心。最終日の8日だけは入場料200元で一般にも開放されます。世界的規模のイベントだけあり、海外からのバイヤーさんが凄い数。今回の世界貿易センター周辺は、ものすごく国際色豊かなな雰囲気が漂ってました。
このイベント期間中に各メーカーから様々な新製品の発表が行われてたりと、コンピューターIT関連業界の新潮流が披露されます。世界が注目する新技術搭載の新製品などがドーンと発表されたりするとんでもない緊張感のあるイベントなんですね。
会場も、世界貿易センター第一ホール、第三ホール、南港展示館、いわゆる世界貿易センターの関連施設すべて使ってのイベント。それだけ見ても規模の大きさが理解できたりします。さらに台北国際会議センターで様々なフォーラムや講演が行われていて、4つの会場で同時進行で開催されています。
動画1 Computex Taipe 2013 南港展示館の様子
世界貿易センターの第一ホールと第三ホール、それと南港展示館の両方に行ってきましたが、印象としては世界貿易センター第一と第三は企業のIT関連のビジネス展開に関連するブースが多いのかとっても静かな印象。
それに対して南港展示ホールは、どちらかというと個人レベルで使ったりするアイテム系とかゲーム関連、PC周辺関連などのブースが多いからか、ものすごい賑やかで華やかで楽しい!!・・・という印象でした。
南港展示館はキャンギャルがかなり動員されていてアピールに力が入ってました。
G.SKILLのブースとか、
マーベルのアイアンマン3のキャラクターがあったり見ていて楽しいイメージが多く、
いろんなデザインのUSBメモリーが展示されていたりと、馴染みのある商品が多かったです@南港展示館。
これもUSBメモリー。
これもそう。
イベントコンパニオンも多数動員され各メーカーの商品やブランド名を無理矢理アピール(笑)
トークを交えたミニイベントでPRしたり。やっぱり男のカメラ小僧たちが群がりまくります。で、彼らが画像や動画をネットにアップして二次的な拡散がおこるわけで・・・イベントコンパニオンによるPRは強力だったりするわけですよね。
そういう意味合いだけでなく、やっぱりイベントに花を添えるというか華やかな雰囲気になって来場者が楽しいーって気分になって盛上ります。
中でもこのメーカーさんは凄かった!っていうか、普通なんでしょーけど、この程度は。
「動画 台湾人のキャンギャルによる徹底したブランドPR」
ステージの周りは人だかりです。もちろん、ごっついレンズ付けたカメラ持った男子中心ですが(笑)不思議なのは、最終日以外は一般の来場者は入れないのに、どう見てもプライベートで来てるとしか思えない人が多かったってことですね・・・どーでもいーことだけど(笑)
その他、南港展示館の方では、↑のような個人が使うようなアイテムの展示が多かったです。
自分がわかるアイテムが多いと、やっぱおのずと楽しいと感じますよね。
台湾メーカーのアワードを受賞したアイテムなどの展示もありました。
↑HTCのONE。バタフライの次のモデルですね。(画面が大きいからっていう理由でバタフライ買っちゃったんですよね・・・ONEにすればよかった・・・かな。)
こっちは個人利用のアイテムじゃないけど、個人でもわかりやすいアイテム。ポータブルのPC機材ですね。普通の人は使わないけど見ていてどう使うのかわかるし、こういうアイテムを生産してるメーカーがあるんだな・・・みたいなことを知れることもまた楽し。
鉄道とか飛行機など交通機関のなかで提供される音楽や映像などのシステムを提供する会社のブース。おもしろい!
セキュリティカメラとモニター。
その他、南港展示館は↑みたいな雰囲気のよいブースも目立ちました。
なぜか水耕栽培のキットも展示されていたり・・・。5年くらい水耕栽培で遊んでたことがあるので、ここのブースには長居しちゃいました。
これに対して世界貿易センターの第一&第三ホールは静か~な感じ。
「動画 ComputexTaipei2013@世界貿易センター第三ホールの初日」
↑を撮影したのは第三ホールで、なおかつ初日。なので、イベント4日目の金曜日に行ったときはもう若干ガヤガヤ感はありました。でも、キャンギャルを動員してる企業は少ないし音楽もあまり聞こえてこないし、基本、静かでした(笑)
これ、たぶん偶然ではないと思います。主催者側が意識的に振り分けしているような感じでした。
台湾の技術をアピールするような政府系っぽいブースが多かったですね。タッチ系のモニターや応用製品がかなり強力にアピールされてました。
思わず↑書いてみました(笑)
↑ピアノだそうです。
電子黒板とその派生製品も展示が多かったです。
マスコミの取材も多かったです。特に↓のエリア。
「動画 バーチャルインフォレディ・・・みたいなアイテム動画」
バーチャルのインフォレディみたいな、↑こんな感じで映像を投射させるようなアイテムもありました。
そういえば初日のここのブース、どんてもない人だかりができてたんですよね。いままで台北で足を運んだイベントの中でダントツ・・・と言えるレベルの人だかり。
馬英九総統が訪問されてました。どうりですごい人だかり。
詳細はわからないけど台湾の政府系の展示エリアだと思います。
っていうか、どうみてもその関係ですよね(笑) 台湾のプライドをかけた展示ブース・・・といったところでしょうか。
マスコミのインタビューも行われてたりしましたし。
と言う感じで、世界貿易センター第一&第三ホールは、結構ビジネスビジネスした感じ、まさにバイヤーさんとメーカー担当者さんが真剣にお話する場・・・みたいな雰囲気ありました。
撮影もダメーって言われることが多かったのも印象的でした。
ComptexTaipeiは冒頭でも書いたとおり世界規模のイベントで、世界貿易センターのある台北市政府エリアと、南港展示ホールのある南港エリアの2つにまたがった形で運営されますが、移動はシャトルバスが無料で運行されています。
所要時間は大体15~20分程。結構快適でした。
来年2014年は6月の3~7日に開催が決定しているようです。
毎回ながら、台北でのイベントってかなり楽しいです。間違いなく、来年のComptexTaipei2014も参加するはず!