今回は「台北に舞い降りた日シリーズ」の3回目として、台湾へ到着初日の夜についてお伝えします。前回、「台湾記念日@台北」の記事でお伝えしたように、台北にて友人と合流し、台湾への拒絶反応が解消され始めていましたが、その後どのような展開になっていったのでしょう・・・
夜遊びも時には価値あり
エンターテイメントとは、ともかくものすごいパワーを持ってるのかもしれませんね。 親友と異国の地・台湾で再会し、お洒落でくつろげる雰囲気のラウンジで楽しく過ごす。
結局これだけのことだったんですよね。平たく言えば単に夜遊びをしただけなんですが、数年ぶりに親友と再開し、大きなインパクトを受けたのも手伝って、見事、台湾記念日となったのでした。
さて、その「人間泉五」というバーラウンジ、通称「人間」。お店を発見したのもたまたまでした。親友の宿泊していたホテル周辺で、良さそうなお店がないか探していると、「あれぇ~、、ここって何~??」
そんな雰囲気を醸し出していた、地階の入り口のような所へ向かって、手入れされた庭園風の石段がのびています。これって絶対何かある、そう感じた私たちは階段を降りていきました。
やはり、いかにもお店、それもちょっと高級チックな大きな扉になっていました。 自動ドアだと思い扉の前に立っても開きません。同じく開かずに困っているグループと遭遇。 尋ねるとどうやらバーだということなんですが・・・入れない・・・ドアが開かないんですよねぇ。
結局、常連さんらしい人が後から下りてきて、横の灯篭っぽいところに手をかざすと、な、なんとドアが開いた・・・という、文章で書くととっても退屈ですが、その場では、「何これぇーおもろいーっ」てな感じで早速わくわく感に包まれたのでした。
店内はお食事とバーにわかれていて、バーを選択。バーカウンターが手前にあり、そこから奥にむかってソファー席がズラッーと並ぶ、かなりお洒落な空間が広がっていました。
台北を楽しむきっかけ
いきなりの超お洒落な空間の出現、そう、ここが台湾・台北のネガティブイメージを完全に払拭してくれた肝だったかもしれません。案内され通されたソファー席のやわらかいフカフカ感、照明もいい感じにコージーで、とてもリラックスでき、数々の思い出話に花が咲きました。
やっぱ台湾の首都だもんなぁ、台北は・・・こんなお店もちゃーんとあるんだなぁ・・・よかった、よかった・・・心地よく酔った頭にそんなフレーズがよぎったのを思い出します。
適当に無国籍風の台湾料理をオーダーし、カクテルもそこそこ飲んだんですが、それでもかなりお手軽な料金だったと記憶しています。と言っても、もちろん日本の感覚、いや、当時はアメリカの物価感覚だったので割安感がありました。
旅行、留学等で訪台される方はぜひぜひ立ち寄ってみてください。ホント、くつろげますよー!尚、台北安和路の”人間泉五”へは、”遠東国際大飯店”を目印にされるとアクセスしやすいです。
(台湾最初の朝へ続く→)