今回は「台北に舞い降りた日シリーズ」の6回目として、台湾2日目の夜についてお伝えします。前回、「台北B級グルメ 牛肉麺」の記事でお伝えしたように、台北101から散々迷い、やっとのことで林東芳牛肉麺へたどり着きましたが、その後どのような展開になっていったのでしょう・・・
牛肉麺にハマッたのは、実はアメリカ
「台湾を旅行したとしたら真っ先に何したい?」
「んー、やっぱり、台湾大学前の「牛肉麺大王」で激辛にしてもらった牛肉麺食べたいかな・・・」
日本にいればいろんなラーメン屋さんを食べ歩きできるのに、やはり、アメリカでは本格的なラーメン店ってそこまでありませんでした。
そんな環境で、比較的チャイニーズは人口が多く、香港系、台湾系のチャイナタウンやレストラン街がどこに行ってもあったんですよね。そんな中、牛肉麺に出会ってしまったわけです。
というわけで、台湾に引越す数年前から、アメリカの地でこんな会話をしていたくらい牛肉麺が大好物になっていた私・・・
ついに林東芳牛肉麺に辿りつきました。お店はすごく混んでいて、いかにも台北って感じの、ものすごく狭いキッチンエリアに4~5人が立ち、それぞれの持ち場をこなし、切り盛りしていました。
台北の定番・林東芳牛肉麺
目を引いたのは、茹で上がった麺を湯切りしていきなり丼に盛るのではなく、一旦、別に用意してあるスープ鍋に浸して、麺にスープの味をしっかり絡めるという工程を取り入れていたことでしょうか。
その作業が終わってから、丼に麺を移し、新しいスープが注がれ出来上がりというやり方でした。さすが台北の有名店だけありますね・・・こだわりを感じました。
ここの牛肉麺は、手打ちと言うか、手延べと言うか・・・ゴツゴツとした歯ざわりがたまらない太麺で、濃くしっかりとしたダシに醤油のパンチがドーンッと効いた味で、私的には勝手にダシ濃厚系と呼んでるタイプでした。(・・・スッキリ醤油パンチ系・・・というのもあります)
それと同時に、やわらかく煮込んだビーフのトッピング。まあ、日本のラーメンのチャーシュー的な役割でしょうね。このビーフがとにかく旨いっ!!! 肉厚でしーっかりとスープの味がしみ込んでおります。牛肉麺に目がない私としては、ホント、台北にきてよかったと実感しましたぁ。
そもそも牛肉麺は、「八角」や「ファイブスパイシー」という日本人には耳慣れない香辛料が入っているので、味的に、最初はちょっとなじみにくいと感じる人もあるかとは思います。ですが、実は、かなりハマる人は多いようですよ。
私も初めてLAで食べた時は、今までに味わったことの無いテイストを感じましたが、気づくと完全にハマってました。 親友も台北の地で、旨い旨いと溶けちゃいそうになっていたくらいですから。皆さんもぜひチェックしてみてくださいね。
(台湾でコンビニへ出撃へ続く→)