今回は「台北に舞い降りた日シリーズ」の8回目・最終回として、台湾2日目の夜についてお伝えします。前回、「台湾でコンビニへ出撃」の記事でお伝えしたように、日本のようなとても便利なコンビニを久しぶりに体験したわけですが、その後どのような展開になっていったのでしょう・・・
コンビニを出て、ホリデーインへ
台湾初のコンビニでのショッピングも、ハイネケンやおつまみ等をゲットし終了しました。久しぶりの日本っぽいコンビニ体験にウキウキしたのを今でも覚えています。
親友の宿泊しているホテルで飲むことになり、「ホリディイン」現在の「王朝大酒店(サンワールド・ダイナスティ台北)」へ向かいました。
アメリカのホリディインとはコンセプトを異にしているようで、とても豪華なおももち。ロビーも広く、諸々のサービスや施設が併設されている感じがプンプンでした。
部屋に入ると、清潔感がありとても落ち着くインテリア。おまけにそこそこ広いテラスもあります。またまた上機嫌で早速乾杯となりました。
「よぉ~し、、、さっそくハイネケン飲もうやぁ~!!」
ということで、麗しの緑色のボトルを開け、台北での再会を祝しての飲み会となりましたが・・・
ハイネケンは台湾ビールだったのであった
あれぇ~、何ぁ~んか・・・味、違うようなぁ・・・ハイネケンってこんな味だったっけぇ~?・・・と言おうとしたその時・・・
「これ、ハイネケンやないやんー・・・台湾ビールやぁーー!」と親友の関西弁が弾けました。
よく見ると、確かに!
完全には読めませんでしたが、台湾のビールだということは一目瞭然でございましたぁ。緑色のボトルと言えばハイネケン、と信じこんでいた私達は、一瞬止まった後、大爆笑!!となったのでした。
まあ、とっても紛らわしいんですが、これはこれで良い経験でした。味は・・・どんな印象だったかは忘れてしまいました。今、日本でいろんなビールのテイスティングを楽しんでいるんで、次回、台湾へ行った時、この台湾ビール、しっかり味わってこようと思います。
その後、睡魔と闘いながら延々と飲んでましたが、ついに親友君の飛行機の時間がせまってきました。「台北に舞い降りた日」から始まったこのシリーズも終わりの時が告げられようとしております。
こんな感じで、私の台北での生活が始まっていったわけですが、観光&ビジネスで訪れた親友と台北で再会できたことで、台湾にとても良いイメージを持つことができ、その後の台北生活が楽しくなっていったことは言うまでもありません。
この数日間は、私の台湾における海外生活の原点であり、忘れがたい思い出となったのでありました。いまでも親友とは、事あるごとに当時の思い出話で花が咲きます。乾杯!!
(「台北に舞い降りた日」シリーズ 完)