台湾でロングステイ、ショートステイに関わらず、パスポートを紛失した場合は、速やかに行動を起こす必要があります。台湾国内において、パスポートの再発行には2週間程度かかります。ロングステイであり、帰国予定日まで充分に日数があれば在台湾の交流協会にて申請すれば良いでしょう。
ショートステイ、又は、ロングステイであっても帰国までに間がない場合は、渡航書を申請することになります。
以下、料金はいくらかかるのか、取得に必要なものは何かなど、詳しく見ていきましょう。
帰国予定日までに充分な日数がある場合
⇒パスポートの再発行を申請します。
- 最寄の入出国及移民署へ行き、事案発生証明=「受理報案単」を発行してもらいます。
- 次に、交流協会で「紛失一般旅券等届出書」を提出します。この手続きにより、紛失したパスポートが失効します。
- 引きづつき交流協会にて、パスポートを新規発行申請をします。
- 依頼書 1通
- 一般旅券発給申請書 1通
- 戸籍謄(抄)本 1通
- 写真2枚(サイズ:4.5×3.5cm)
- 手数料10年有効パスポート=4600元5年有効パスポート=3200元(12歳未満=1750元)
- 交付を受けた後、パスポートを持参して入出国及移民署にて出国許可証の発行してもらいます。
- 完了
必要書類
帰国予定日までに日数の余裕がない場合
⇒渡航書の発行を申請します。
- 最寄の入出国及移民署へ行き、事案発生証明=「受理報案単」を発行してもらいます。
- 次に、交流協会で「紛失一般旅券等届出書」を提出します。
この手続きでにより、紛失したパスポートが失効します。 - 引きづつき交流協会にて、帰国のための渡航書を申請します。
- 日本国籍の確認ができるもの(運転免許証・パスポートの移し・保険証・戸籍謄本の写し等)
- 写真2枚(サイズ:4.5×3.5cm)
- 手数料=700元
- 基本的に即日発給となります
- 交付を受けた後、パスポートを持参して入出国及移民署にて出国許可証の発行をしてもらいます。
- 完了
必要書類
パスポート紛失にはくれぐれもご注意
パスポートを紛失すると楽しいはずのロングステイや短期旅行が一気にに緊急事態へと変わってしまいますね。本来ならゆっくりと台湾のグルメなんかを堪能していたはずが、交流協会や移民署で書類とにらめっこ・・・
まあ、そんなことも後になれば良い思い出話になるかもしれませんが、できれば緊急事態なんかに遭遇しないようにしたいものですよね。
交流協会と移民署のリンクを、右サイドバーのリンク集に載せておきましたので、万が一のケースに備え活用してみてください。
私も数回、別の用件で台北の内政部入出国及移民署に行ったことがありますが、ちょっとわかりにく場所だったのでタクシーを利用しました。ウェブ上にアクセスの仕方が掲載されていますので、所在地を確かめて、持ち歩く予定の地図に印をつけておくのも得策です。
今回お伝えしている内容は2007年9月時点でのものです。今後、提出書類内容や金額など変更が行われる可能性もあります。台湾へ渡航前に確認しておきたい方は、交流協会の台北事務所等で最新の情報を入手されると良いでしょう。