全く見つからない九分の天気予報
台湾にロングステイされる方で、台北など北台湾をロングステイの拠点とされる場合は、基隆や九份などへ足を運ばれることも多いかと思います。
特に九分は、ここ最近、日本でもマスコミに取り上げられることも多く、独特な雰囲気が漂っていることもあり、日本人に大変人気の高いスポットでもあります。
ロングステイに限らず、短期旅行でも九分を訪れたという方はかなりおられることでしょう。
でも、九分のお天気情報・・・これ、いくら調べても全然見つからないんですよね。皆さんも同じような経験あるのではないでしょうか。
「台湾ロングステイ 再び!」としましては、大まかなものでもいいから何とか九分の天気予報を把握する方法をお伝えできないものかと、あちこち探してきましたがやっとここで1つの結論に達しました。
九分は台北県瑞芳鎮
九分は、行政区分上「瑞芳鎮」に属しています。(鎮とは、日本でいう県の下に属し、郡、又は比較的規模の大きい町などと同じ水準です)
であれば、瑞芳鎮のお天気情報さえわかれば、九分へ出かける際に利用できるはず!
そのような視点からアプローチしてみたところ、「瑞芳鎮公所」の公式サイトにて、瑞芳エリアの天候は基隆エリアの天気・気候を参考にという記述を発見しました。
よって、九分の天気予報や気候については、ぜひ基隆エリアの情報を参考にしてみてください。Yahoo!台湾などで簡単にチェックできるようになってます。
基隆の気候:平均気温・降水量・湿度
- 年間降水量 3755.0ミリ
- 年間降雨日数 206日
- 年間平均気温 22.4度
- 年間平均湿度 80%
- 年間平均最高気温 25.1度
- 年間平均最低気温 20.0度
基隆・九分の雨
基隆は非常に雨の多いところで、別名、「雨港」と呼ばれ、降水量は年間3700ミリを超えています。さらに、単純に降水量が多いだけでなく、雨天日数も非常に多くなっています。
なんと、年平均の降雨日数が206日なんですね。ということは、1年間の半分以上は雨であり、気候は雨によって4つのシーズンに分けられることが多いようです。
- 春雨期 3~4月 降水量573.2ミリ
- 梅雨期 5~6月 降水量582.8ミリ
- 台風期 7~9月 降水量724ミリ
- 季節風期 10~2月 降水量1875ミリ
基隆は台湾の東北部に位置していて、東北の季節風の影響を強く受けます。 特に10月~3月にかけて風力が強く、基隆エリアに冬の長雨をもたらす大きな原因の1つとなっています。
ただ、統計の数値を見ると、確かに雨が多くて大変だなという印象なんですが、ロングステイ中、基隆に1度、九份には2度訪れていますが、雨にあったことは全くありませんでした。
ウェブ上でも九分の旅行記などをよく目にしますが、雨の九分の画像などを見かけたことってないんですよね。 雨の九分・・・な~んか、微妙に興味が沸いてきちゃったのは私だけでしょうか。