松山区にある饒河街夜市は政府が全国に先駆けて最初に計画した観光夜市の1つになんですよね。台北でロングステイライフを送る方は、やはり足を運んじゃいますよね。
夜に開かれる市場である「夜市」の、商売繁盛の意味を込めて夜行性動物であるフクロウをモチーフとしたロゴがキャラクターとなっています。饒河街夜市を訪れた際には、台湾小吃だけでなくこのフクロウのキャラクターもぜひチェックしてみてください。なかなか可愛らしいですよ。
饒河街夜市の歴史
民国75年5月11日(1986年)に設置されてから今日まで、すでに20年程の歴史があるんですよね。その昔、基隆や宜蘭からの貨物等が運ばれてくる場所として、同時に漁港としても栄え、その機能が衰え始めると徐々に食べ物や小物等を扱う小さな屋台等が集中するエリアに変貌を遂げていったようです。
道沿いには、夜になるとつり下げられた灯篭や電球が眩いばかりの光を燦燦と輝かせ、一層にぎやかで暖かな気分にさせてくれますよ。
饒河街夜市ってどんな夜市?
饒河街夜市は、伝統的な屋台料理(小吃)と伝統手芸品が売りと言われています。毎日午後4時過ぎから深夜12時まで、両脇合わせて約400軒の雑貨品、食べ物、果物等の屋台や、不定期ながら伝統技芸のショーが開催され、台北市の地元住民や国内外からの観光客をもてなしてくれます。
エリア的には、西の八徳路四段慈佑宮前から塔悠交差点(かつての旧錫口街)までの全長およそ600メートル程となんですね。規模的にはそこまで大きくはないので、士林夜市と比較すると確かに見劣りしてしまうかもしれません。
ただ、コンパクトな成立ちと屋台が密集している特徴から、ストリート名とお店の場所さえ把握すれば、すぐさま自分のお目当ての屋台にたどり着けるというメリットもあるんです。比較的整然としていて、アクセスしやすいんですね。
個人的には、台湾小吃や雑貨が特におもしろいと感じました。と言っても、若い女性向きのアイテムが多いので「見てるだけ~」的な感じでしたが・・・五分埔の服飾街に近いってことも、かなり関係あるんでしょうね。ロングステイ中、暇なときは午後から五分埔、夕方から饒河街夜市というパターンも楽しいですよ。
ただ、入り口付近で超有名な胡椒餅の出来たてを買って、食べながらブラブラするのがいつものパターンになっていて、このパターンを変えたことはありません。
その他のおすすめとしては、淡水などでもお目にかかる「顔の産毛抜き」がありますよね。凧糸のようなもので顔の産毛を挟み込むようにして見事に抜いていくんです。ロングステイ時に体験する機会があったんですが、おじけづいてしまい遠慮しました。
一緒に出かけた台湾人の女性陣は皆体験してましたが、「さっぱりした」って言ってましたよ。そういえば、ちょっと綺麗になったかも!?
顔の産毛のケアって女性陣は興味あるんでしょうね。日本ではさすがにお目にかかったことないですが・・・
男性陣には必要ないと思われますが、土産話ネタとしては、かなり面白いですね。やってみる価値ありだと思います。