宜蘭國際童玩節
宜蘭國際童玩節(Yilan International Children’s Folklore & Folkgame Festival)は別名、国際童玩芸術節と呼ばれています。学校の夏休みにちょうど重なる毎年7月初旬から8月中旬までの期間、冬山河親水公園にて開催されています。
このフェスティバルに参加する人の数は、毎年数十万人に達し、宜蘭県にて開催されるイベントの中でも、最も重要、且つ成功している活動の1つとなっています。
最大の魅力は、子供から大人まで全ての人をワクワク気分にさせてしまう冬山河親水公園の“水”を使ったアクティビティでしょう! 何といっても暑い夏は、水遊びがベストですよね。ここでは様々な水遊びを楽しむことができるんです。夏のロングステイにはもってこいですよね。
その他にも、世界各地からいろいろな民族が集まり、各民族のパフォーマンスを見ながら文化や風俗習慣などを楽しみながら学ぶこともできます。
宜蘭國際童玩節のチケットについて
この記事の執筆時には、2008年の日程はまだ公表されていませんが、2007年の状況を確認してみると、前売り券が発売されるようですね。
通常、週末料金350元・平日料金300元ですが、前売り券なら、週末315元・平日270元になるようです。ロングステイしながら絶対に参加するのであれば、前売り券を入手しておくのもいいでしょう。
1日チケット以外にも、フリーパスもあります。これはイベント期間中、何度も使うことができるもので、料金は一般700元、学生400元になっています。購入時に、身分証明書と写真(サイズは2’x2’ですが、一応確認を)が必要です。
チケットは、台湾国内のセブンイレブンなどで販売されていますが、フリーパスのみ、開催期間の1週間前までは「宜蘭文化局一階ロビー」、開催期間中は会場での購入になりますのでご注意くださいね。
尚、3歳未満、及び、身長110センチ以下の幼児は無料です。「台湾のホテル 宜蘭民宿編 親水民宿」の記事内でもお伝えしましたが、お子さんやお孫さんを連れて台湾にロングステイし、さらにこのイベントに参加すると非常にいい思い出が作れそうです。お子さんやお孫さんも、とても喜ぶのではないでしょうか。
蘇澳冷泉嘉年華(SU-AO Cold Spring Festival)
台湾全土的に「蘇澳冷泉」をより知ってもらうために推進している活動の一環として、冷泉嘉年華フェスティバルが毎年開催されています。冷泉観光の発展に1役買っているようです。
http://www.lanyangnet.com.tw/celebrate/coldspring/
冷泉って?? 日本では聞きなれない言葉ですよね。温泉の反対語みたいなものですが、温泉ほど熱くなく、年間を通して22度前後が保たれているようです。冷泉を沐浴すると、美容、ダイエット、疲労解消、皮膚病に効果があると言われていますよ。
この冷泉ってちょっと気になりませんか? 冷泉には大量の炭酸カルシウムが含まれていて、天然の炭酸水を作る源泉でもあるんですね。これを利用したラムネなんかもあるんです。
蘇澳冷泉嘉年華では、宜蘭県民の18歳以上30歳未満の女性を対象にした”ミス冷泉コンテスト”や、カラオケ大会など、コンテスト形式のイベントが開催されています。カラオケ大会では、上位3位まで台湾元1~3万元ほどの賞金も出るそうですよ。
ロングステイの傍ら、地元のコンテストなんかにも参加してみるのもおもしろいですよね。ロングステイの醍醐味の1つに、地元の人々との交流があります。このようなイベントへの参加は、そんな交流の出発点になるかもしれません。
2008年の開催日はまだ正式発表されていませんが、毎年、宜蘭國際童玩節とほぼ同時期の7月頃に開催されます。距離もそれほど離れていませんので、この2つのイベントをターゲットにロングステイを計画するのも一考です。
緑色博覧会
宜蘭緑色博覧会は、通常、毎年春休みの期間中の3月頃に開催されます。
地球規模の環境が問題視される現在、たくさんの人々が環境保護に興味を持ち始めており、植物を植えたり、日々のリサイクルに注目している方は、台湾でも多いんですね。
宜蘭県政府では、環境保護に対する意識を高め、リサイクル活動がより有意義なものになるよう、毎年、宜蘭緑色博覧会(Yilan Green Exposition)を開催しています。(⇒宜蘭グリーンExpo)
こちらのイベントは、博覧会と言っているだけありなかなかおもしろい物が見れるようですね。植物でつくった巨大なオブジェ、水を利用した庭園など、環境保護というテーマにて様々な作品が準備されています。