小人国主題楽園で遊ぶ!

小人国主題楽園の誕生

桃園小人国主題樂園(小人の国テーマパーク遊園地)は、民国73年(1984年)7月7日に桃園県の龍潭郷に誕生した台湾で著名なテーマパークの一つです。


誕生のきっかけは、創業者の朱鐘宏さんが海外に出かけた際に、ミニチュア建築モデルに出会い「台湾にもこのような、ミニチュアモデル専門の遊園地があればいいのになぁ」と思ったことでした。

海外から帰国後、まず朱さんはこのドリームを共に実現してくれる模型作りの専門家を捜し、全てのミニチュア建築を台湾の手作りにしました。

雨や風に強い模型にするため、日々塗料、泥、材質の研究・実験を繰り返し、全てが完璧に仕上がってから実際の製作に着手していきました。

そのような苦労の末、世界の景観を詰め込んだ「小人の国」が出来上がっていったわけです。

テーマパークって様々な性格のものがありますが、このようなタイプですと、大人から子供まで楽しめますよね。ロングステイ中の1日をこのような施設で過ごすのもおもしろいです。

現在の小人の国は、4種類のアミューズメントテーマから成っています。

  • ミニチュアワールド
  • 遊楽施設
  • ショー
  • 遊水楽園

中でも「ミニチュアワールド」がやはり最も有名のようですね。同時に、後から設けられた室内遊楽施設は、友達同士、親子連れ、恋人同士が遊びに行くのにもってこいのようですよ。


ミニチュアワールド

小人の国のミニチュアワールドは、台湾、中国大陸と世界各国の有名な観光名所の一つ一つを1/25スケールに縮小した物です。

エリア内の観光名所の建築ミニチュアモデルは全部で130組あり、模型だけでなくその景観もまるで本物のようです。

その中にある「ミニ台湾」エリアは、台湾の繊細な美しさを台湾高速道路、総統府、紅毛城、台湾民主紀念館、国父紀念館、伝統三合院などを採用し、台湾の建築精神を見事に表現されているんですね。

その他にも、世界がエリア別に分ける形で、素敵なミニチュアたちに感激させられます。

◆ミニ中国エリア&ミニアジア
「ミニ中国エリア」では、北京紫禁城、雅園、拙政園など中国の代表的建築物、そしてパンダまで展示されていて、台湾にいながらして中国大陸の風土を見て感じ取る事ができます。

「ミニアジアエリア」では、台湾や中国の素晴らしい建築の他に、日本の東大寺、大阪城等、まさにアジア観光を楽しめるようになっています。

◆ミニヨーロッパエリア
「ミニヨーロッパエリア」では、ピザの斜塔、ノートルダム大聖堂(シャルトル大聖堂)、パリ・オペラ座、モスクワの聖ワシリー大聖堂、ギリシャのパルテノン神殿等、ヨーロッパ宗教建築の奥深さに酔いしれることができます。

◆ミニアメリカ合衆国エリア
「ミニアメリカ合衆国エリア」では、マウント・ラッシュモア国立記念公園にあるアメリカを代表する4人の大統領の石像、NASA宇宙船、自由の女神等、アメリカの自由民主主義、経済発展を代表する建築や彫刻が展示されています。

ここまで充実していると、ロングステイ中の予定にしっかりと入れた方がいいかもしれませんね。単純に楽しむだけでなく、何らかのロングステイテーマとも絡めることができそうです。


遊楽施設とショー、そして遊水楽園

テーマパークの遊楽施設はかなり数が豊富で、屋内外両方の遊園地を兼ね備える形になっており、敷地面積は数千坪を占めています。

遊楽施設の中には「環球号小火車(地球号リトル・トレイン)」、「摩天草苺」、「跳星星」、「飛飛機」、「荷蘭風琴馬車(オランダオルガン馬車)」、「維京船」等のアトラクションがあり、大人も子供も存分に楽しめるようですよ!

同時に、「砲弾飛人秀(人間砲弾ショー)」、「花式跳水秀(ダイビングショー)」、「台湾民族雑技ショー」、「ピエロショー」などなど、さまざまなショーも開催されています。

さらに、夏の暑さを忘れ、夏の楽しさをを味わえるよう、新たに遊水楽園エリアが設けられました。涼みがてらここで家族や友達と水遊びをするのもおすすめです!

宜蘭県で開催されるイベントの概要」の記事内の宜蘭國際童玩節と同様、この小人国主題楽園もご家族で、又、お孫さんと訪れるのにもってこいです。夏休みに、お子さんやお孫さんと一緒にロングステイとなれば最高ですね。


小人国主題楽園のインフォメーション

  • 名称:小人国主題樂園(小人国主題楽園)
  • 英語表記:Window on China Theme Park
  • 公式サイト:http://www.woc.com.tw/
  • 住所:桃園県龍潭郷高原村橫岡下60-2号
  • Tel: 03-471-7211
  • Fax: 03-471-7248
  • アクセスは台湾新幹線が便利です。


小人国主題楽園の営業時間

◆営業時間:
平日09:00~17:00
週末及び祝日09:00~18:00

◆7月、8月の営業時間:
平日09:00~20:00
週末及び祝日08:30~21:00

◆その他の営業時間
旧暦の大晦日:09:00~16:00
チャイニーズニューイヤー1日~5日:08:00~19:00
春節の6日~8日:08:30~19:00


小人国主題楽園の料金案内

◆個人料金:
大人(一般成人)599元
学生(小学生以上で、学生証及び証明書付き)499元
子供(6歳以下の身長90センチ以上)399元
シルバー(65歳以上)399元

◆年間パス(1年間有効:
一般成人及び小学生以上の学生 1680元
65歳以上、身障者及び6歳以下90cm以上 1280元


 

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~PROFILE~

MOTOです。
2003年に初訪台し約1年の滞在で強烈な台湾ファンに!

その後も何度も訪台し、2008年には台湾のNPO法人さんとお仕事した際に超大まかながら台湾一周を実現。2013年、好きが高じて台湾に移住。

外食ビジネスを営む家で育つ。そんな流れで台北では食べ歩きばっかり(笑)

ワークアウト&エクササイズ好きが高じて日本ダイエット健康協会認定ダイエットインストラクター資格を取得。でも大のお酒好き&深刻なチョコレート依存症(笑)

マガジンハウス社の雑誌「anan」に掲載されました。

ananpic


→さらに詳しいプロフィール

~登場人物~

アイリン。
日本生まれの日台ハーフ。小学校から高校まで台北、大学4年間は日本、現在は台北在住。
2015年3月より「MOTOとアイリンのエンディングトーク」に出演。(記事の最初の部分にも結構出てます)
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