想像以上にいい感じの牛肉麺が出て来たー!って思ったんだけど、これだけ繁盛してるんだから当然と言えば当然だよなーって思い直しました! でもねえ、正直、こんな雰囲気のお店で、こんなスッキリないい感じの牛肉麺が出てくるなんて思ってなかったんで・・・(笑)
数年前まで牛肉麺ストリートとして有名だった通りが、現在は一帯の日本時代に建てられたであろう古い建物への立ち入りが禁止の状態。今やほんの数店しか残っていない中、ここ小藩牛肉麺は根強いファンに支えられた繁盛店です。
建物が使えない状態の今、区画と区画の間の路地を使い、いや、路地を店舗に無理矢理変えちゃってるという・・・(笑)そんな繁盛店「小藩牛肉麺」、ますますお客さんで溢れてるという、結構信じがたい状況だったりします。
ここ、区画と区画の間の路地です↑ テレビまであったりして完全に店舗になっちゃってますが・・・(笑)
というわけで、今回は超ディープな台北ということで、旧牛肉麺ストリートである鄭州街で今も営業を続ける「小藩牛肉麺」で納得の一杯をいただいてきました。
日本時代の雰囲気が好きな方や、ディープな台湾な感じが好きな方はぜひご参考ください。実際、日本時代を個人的に調べたりしてる台湾人の方々が、ここで牛肉麺を食べつつ、周りの建物を写真撮影したりしてたりする・・・そんな雰囲気の場所です。
10年くらい前は、かなり繁盛してたストリートです
ストリートの名前は「鄭州路38巷」。確か2003~2004年頃は、牛肉麺の屋台が軒を連ねにぎわっていたはずなんだけど・・・、当時一度だけ食べた記憶があります。2013年の今、その面影はどこへやら・・・今でも営業してるのはわずか数店のみ。
詳細まではわからないけど、どうやらこの辺り一帯、日本時代に建てられた建物であり耐震強度への懸念からか立ち入り禁止になってしまっていて、建物が使えない状態になっているようです。
ここ鄭州路38巷は、ズラーっと軒を連ねていた牛肉麺のお店は影をひそめてるんですが、忠孝西路から市民大道へ抜ける裏道的な存在として機能していて、タクシーや原チャリが信号が変わるたびに大挙して押し寄せてきます。
そんな中、区画と区画の間で繁盛店として今も営業している「小藩牛肉麺」。サイクリング途中、フラッと寄ってみたらお客さんで溢れてたので思わず吸い寄せられるようにお店に入ってしまいました(笑)
店構えは、まじーこれ・・・って思っちゃうようなビジュアル。そりゃそうです、使われてない路地をお店にしちゃってるような感じなんで(笑)でもテレビとか冷蔵庫もちゃんとあるんだから驚き(笑)
で、出て来たきた一杯がこれ↑ 牛肉麺(小)80元。
想像以上にスッキリとしたいい感じの一杯でびっくり!
うどんみたいな太麺で、スープはあっさりしていながら、しっかり出汁がでてる納得の牛肉麺!! 昔ながらの牛肉麺ってやつですね。これだけしかり繁盛してるのも頷ける確かな一杯です。
他にも2~3軒営業してるお店↓がありますが、
ここ小藩牛肉麺がダントツで繁盛してる感じです。
こんなディープな雰囲気の台湾が大好きーっていう方や、日本時代の建物とか好きな方、純粋に牛肉麺の食べ歩きしてますーって言う方は、ぜひ足を運んでみてください。
小藩牛肉麺へのアクセス
最寄駅は台北駅、又は西門駅。って言っても、そこから結構歩きますが、西門駅からの方がアクセスしやすいかなと思います。
西門町で降りて、中華路を北上していって、忠孝西路にぶつかったら左折。
1分ほど歩くと横断歩道が見えてきて、右手側に見えてくる高架橋の奥に裏路地っぽい信号がみてきます↑
ここが鄭州路38巷になるので、直進していくと1~2分ほどでお店が見えてきます。
しかし、日本時代の建物はどんどんなくなっていきますねー。興味ある方はぜひ行ってみてくださいー!