こんにちは、MOTOです。今日は数少ない台湾の冬と呼べるレベルの寒~い日。張り切ってコート着て外出し、1人1鍋218元のシステムの「石二鍋」さんで、メインの具材&てんこ盛りの野菜や練り物の火鍋を思いっきり堪能してきました。
石二鍋さんのシステムや雰囲気、そしてこのお店の楽しみ方を僕なりに体感してきたのでお伝えしてみようと思います。
■このページのコンテンツの目次■
目次
台北の冬らしい1日は迷わず火鍋
寒ーい!
台北も一応冬はあります。って言っても日本のようには寒くはならないけど、日本で言うところの秋が終わってちょっと寒さが増した・・・みたいな冬の初旬、あ~、今年も冬が来ちゃったな、ヤダな・・・みたいなタイミング、ありますよね?
あんな感じが、台湾の冬。それも、10℃を割ったりする日は1シーズンに合計で10日間程度くらい・・かな・・・そんな程度です。
なので、そういうタイミングで気張ってコートとか着ないと着る機会がない・・・みたいな(笑)
今日はそんな台湾の冬らしい日ってことで、迷わず火鍋を食べにいくことにしました。
1人に1鍋、218元の火鍋パッケージのお店
セレクトしたのは石二鍋ってお店。今回は西門町のカルフールの4階の美食街にある店舗へ行ってみました。
石二鍋さんは、カウンター席形式で1人鍋が楽しめて、料金的には1人218元ととってもリーズナブル!
台湾では鍋料理って大人気で、お値段的にもそこそこの高さになってくるのが普通なので、1人218元ってかなり安いって感覚が強く、正直、量的にも質的にも期待半分不安半分でしたが、
体験してみた感想は、大・満・足!!・・・でした。
経営母体は王品っていうレストランビジネスでは有名な企業。やっぱタダではお客さん帰さないです、ここは。
石二鍋のシステム・メニュー構成はこうなってます
1人218元のパッケージになってるんで以下の3つの項目を選択します。
1 石頭鍋か涮涮鍋か
2 メインの具材を10種以上の中からセレクト
3 白米、うどん、はるさめの中から1つをセレクト
それぞれ簡単に説明してみます。
石頭鍋か涮涮鍋か
石二鍋さんは、どちらもしゃぶしゃぶ的な食べ方で頂くようですが、まず、鍋の種類を以下2つから選ぶようになってます。
・涮涮鍋
・石頭鍋
涮涮鍋は「日式しゃぶしゃぶ」という意味で、鍋に出汁スープを入れて煮立たせる、いわゆる普通にお鍋なスタイル。
対して、石頭鍋は、煮立たせる前段階で、野菜などを炒めてから出汁スープを入れて煮立たせる・・・という流れ。こっちの方が野菜を炒めたことによる旨味が加わる感覚です。
メインの具材を10種以上の中からセレクト
メインの具材はビーフ、ポーク、チキン、魚貝、野菜などがあります。主だったものは以下です。
- 霜降りビーフ(雪花牛肉)
- ビーフ&ポーク(牛猪雙拼)
- ハマグリ&イカ(魷魚蛤蜊)
- 魚とイカ(魚片魷魚)
- 新鮮イカ(冰鮮魷魚)
- ポークとはまぐり(猪肉蛤蜊)
- ポークとチキン(牛鶏雙拼)
- いなか野菜(田園蔬食)
白米か麺かをセレクト
次に、白米か麺かを以下3つから選びます。
- 冬粉(はるさめ)
- 鳥龍麺(うどん)
- 白米
白米に関しては5元UPで滷肉飯に変えられます↓
専門店レベルまではいかないけど、まあそこそこ楽しめるレベルでした。
参考までに、今回、こんな感じでオーダーしました
今回は3人で行ったんですが、石頭鍋主体で以下3つをオーダーしました。
- 霜降りビーフ(雪花牛肉)の石頭鍋 白米
- ビーフ&ポーク(牛猪雙拼)の石頭鍋 滷肉飯
- ハマグリ&イカ(魷魚蛤蜊)の涮涮鍋 鳥龍麺(うどん)
3人とも大満足で、また来たい~ってことにまとまりました(笑)
お鍋のタレ、薬味を作ります
台湾で火鍋屋さんへ行くと、薬味コーナーみたいなエリアが用意されてて、そこへ行って自分のお好みでタレや薬味をセレクトするって感じなんだけど、
ここ石二鍋さんはカウンター席が主体なので、薬味ボックスがスタッフさんによって運ばれてきます。
そのボックスからお好みでタレ、薬味をセレクト!
今回は、
・日式の醤油ダレ(味ポンみたいなテイスト)
・だっぷりの大根おろし
・ネギ
・唐辛子
以上4種で自分のオリジナルを作りました。(※にんにくは入れず)
どうせ食べてる途中で足りなくなるので、最初にたっぷり確保しておく方がいいです。
それに加えて、台湾火鍋お馴染みのタレである
・沙茶
を別皿でスタッフさんからもらいました。
これ、肝ですよね!
タレは2種類で楽しむ!
お好みのタレを作ったら、それはそれで確保しておいて、その1部を沙茶の方に入れようにすると、2種類のタレを確保できます。
そうなると、ずっと2つのタレで火鍋を堪能できるので楽しさが継続!
お好みで作ったタレの中に沙茶を入れてしまうと、1つのタレ状態になってしまうので要注意。
勿論、1種のタレでOKって場合は問題ないですが、
2種で行きたいのなら、最初の段階で2つの味を確保できるようにしておくことをオススメします!
まずは野菜、練り物、魚貝系がドーンと盛られてやってきます
今回、僕は石頭鍋をオーダーしたので、既に厨房で炒められた野菜の上に、生のキャベツがのった状態で鍋が運ばれてきました。
その後、出汁スープをスタッフさんが注いでくれるので、煮立つのを待ちます。
すると、大きなボール状のお皿に、野菜がドーンと盛られて運ばれてきます。
キャベツ、青菜などの葉物、そしてにんじん、タロイモ、カボチャなどの分厚い塊、さらに練り物や厚揚げ、そしてカニカマとあさりなどの魚貝系も入ってます。
それと台湾では定番の猪血餅もありました。これないと台湾人には物足りないのかもですね。
これらは、自分が選んだメニューに関係なく運ばれてくる具材。
それぞれの具材を楽しむっていう目的に加え、出汁スープにさらにいろんな旨味を加えていく・・・そんな目的もあるのかなって思います。
鍋料理ならではな流れですよね。
そんな感じで野菜主体で食べてると、自分がセレクトしたメインの具材がやってきます。
今回は霜降りビーフ(雪花牛肉)。普通に美味しかったです。
薄切り肉なんで、石頭鍋なんだけど、しゃぶしゃぶ的に食べれるようになってます。
でも、面倒なんでしゃぶしゃぶしないで放置。撮影しながら食べるってマジ大変なんですよ~、実は(笑)
他のメンバーは、それぞれ、ビーフ&ポーク(牛猪雙拼)、
ハマグリ&イカ(魷魚蛤蜊)
ちょっとシェアしてもらって味見したけど、どれも普通においしかったんで、完全にお好みで選べば普通にいい感じになると思います。
隣の席の人は赤身のビーフ(低脂牛肉)をオーダーしてました。適正体重にあと数キロまで迫っている僕としては、そっちが良かったかなって(笑)
これら以外にもいろいろ揃ってます。
- 魚とイカ(魚片魷魚)
- 新鮮イカ(冰鮮魷魚)
- ポークとはまぐり(猪肉蛤蜊)
- ポークとチキン(牛鶏雙拼)
- いなか野菜(田園蔬食)
などなど。
メインの具材を食べるころになると、既に20分くらい経過してるんですが、冒頭でも触れたように、タレが2種類状態だと楽しさがずっと持続するんですよね。
タレが1種だったらとっくに飽きちゃってたかもですが、2種類あったんで楽しさが途切れなかったです。
あ、そう言えば、当然、途中で出汁スープが蒸発したりで減ってしまうんですが、スタッフさんに言えば常時継ぎ足してくれます。
台湾のインスタント麺で豪華に〆(笑)
すっかり食べ終わって、結構お腹いっぱいだったし、満足感もかなりしっかりだったんですが、
最後の最後にダシスープをテイストしてみたら、これが結構美味!!
もともとのスープに加え、野菜、練り物、魚貝、ビーフ・・・これらの旨味が思いっきり出てるわけで、かなり旨いー!
そうなると、当然、ここへ麺とか入れて食べたいな・・・って思うのは至って普通な成り行き(笑)
ってことで、台湾のインスタント麺をオーダー。10元。
うどん、はるさめもあるけど、やっぱ台湾のインスタント麺でしょーってことでセレクト。
火鍋で使われる台湾のインスタント麺は味が練り込んであることが多い・・・ってのが特徴。
ここ石二鍋さんも、味が練り込んであるタイプの「王子麺」でした。
スーパーとかで見かけるあの「王子麺」です。なので、味が濃すぎる感じになるんですよね。
でも、これを、味ポンのようなテイストの日式醤油・大根おろし・唐辛子・ネギから成る、僕のお好みのタレに入れつつ食べると、超いい感じー!!
濃すぎる味をさっぱりテイストが中和してくれるんですね!
いい感じ過ぎて、思わず王子麺おかわりしちゃいました(笑)
これ、最高に贅沢なインスタント麺です。
だって、野菜、練り物、魚貝、そしてビーフの出汁が思いっきり出てるスープの中で煮込んでるわけで、
インスタント麺の特徴から言って、その旨味を思いっきり吸い上げるんですよね。
なので、旨味を思いっきり含んだ麺が当然ながら旨い旨い!
それをサッパリ系のたっぷりの大根おろし+日式醤油のタレでいただくわけで・・・、これ以上は考えられない・・・みたいな最高に美味しいって状態を満喫できました。
石二鍋って最高に楽しいかも
石二鍋さんって、運営会社は王品さん。ここ、いろんなレストランを展開してて、どのブランドも結構いい感じの満足度を体感できる有名な会社。
ここ石二鍋のシステムもかなり満足度高いですね。
218元という値段も確かにリーズナブルで良いんだけど、
定額制ってことは、運営側が1つのパッケージを決めてるわけで、お客はその範囲内で選ぶことになるわけですが、
石二鍋さんのパッケージって、食べ終わって満腹感もしっかりあったし、いろんな物食べれたって言うエンゲル係数的な満足度も無意識のうちに脳が体感してて、
トータルで満足度とっても高いんですよね。
さらに、自分のペースで具材を入れたり、火加減を微調整したりするって作業自体も何気に楽しみを拡大してくれたような気もしてます。
おまけに、冬瓜レモンのドリンク付きで、これがシャーベット状になってる!!
なので、熱い鍋料理をずっといい感じでクールダウンしてくれるっていう役割をしっかりと果たしてくれたんですよね。
こういうシャーベット状のドリンクをパッケージとして含ませる辺り、王品さんの実力を感じますね、マジで。
王品さんの他のレストランブランドも体験してるので後日別記事で紹介する予定になってますが、同じく満足度はかなりいい感じでした。
値段とのバランスっていうだけでなく、食べ終わった時の満足度的なものも、かなりの好印象でした。
3人でお腹いっぱい食べて218元×3→659元!
ここに追加した王子麺×2の20元が最終的にプラスされましたが、それでも679元。
3人で火鍋食べて659元って安いです、確実に。
石二鍋の基本情報
支店はいろいろあるので公式サイトを確認してみてください。
→石二鍋の公式サイト 店舗情報ページ
今回行ったのはは西門町のカルフールの4階にある店舗です。
台北市萬華區桂林路1號4F
カルフールが入ってるビルにあるので、場所的にもスケジュール的にもかなり利用しやすいと思います。
アクセスはMRT西門町駅が最寄駅。そこから中華路を歩くと右手側にカルフールが見えてきます。まあお馴染みのスポットですよね。
バスを利用できる場合は、停留所「小南門」がおすすめです。路線によってはちょっと歩く場合もあるけど、一番わかりやすいんじゃないかな・・・と。
今回は、忠孝復興駅からアクセスしたんですが、利用したバス路線は262で「小南門」で下車しました。そこから徒歩で2~3分でした。
価格
価格は218元のセットになってます。
タレ&薬味、白米、ドリンクがセットになっていて、お鍋の種類は選べるようになってます。
【番外編】座席確保のタッチパネル入力とオーダー方法
ハッキリ言って、これ超面倒ですが、最近の台北では、オーダーや座席のチェックイン受付にタッチパネルのシステムを導入してきてるお店を見かけます。
英語に対応してないかったりするし、システム自体が分かりにくいんでハッキリ言って面倒!地元の台湾人ですら、面倒だと思ってるし(笑)
タッチパネルからオーダーまでの基本的な流れ
他の石二鍋さんの店舗ではどうなのかは不明ですが、ここ西門町のカルフールの4階にある店舗では、オーダーする前に、タッチパネルを使って受付を済ませる必要があるという・・超面倒なシステム。
面倒なシステムだけど一度慣れれば何てことなかったりもするんで、ここで詳しく解説しておこうと思います。
- 人数
- テーブルかカウンター
を聞かれるのでタッチして進んでいき、最後に番号がプリントされて出てくるので、それを確保して番号を呼ばれるまで待つ・・・というのが基本的な流れ。
わからなかったらスタッフさんに、よくわかりませんー的な雰囲気を思いっきり漂わせていれば、一緒にタッチパネルの操作をしてくれると思います。
番号を呼ばれたら、テーブルにつく前にスタッフさんにオーダーを伝え・・・そうして初めてテーブルへ・・・と言う流れになります。
タッチパネルの操作方法を画像で解説してみます
基本的には
・人数は何人なのか
・テーブルなのか、カウンターなのか
これらをタッチパネルで入力して受付を済ませる感じです。
まず人数。
これは見ればすぐに分かるので問題ないと思います。
次に
・カウンター席か
・テーブル席か
を選びます。
数字の右側の文字、上がカウンター、下がテーブルです。
文字の横にイラストがあるので、あわてなければわかるかと思います。
今回、最初はテーブル席で受付したので以下の画面が出てきました。
「本店舗はテーブル席は6箇所しかありません、現在、3グループがウェイティングしています」と書いてあります。
現状、3組が待っていて、あなたたちは4組目になりますよーって状況なわけですが、それがOKであれば、
左側の「確認方卓/テーブルでOKです」をタッチ。
いやー、それじゃカウンターに変更しようかなーって場合は、
右側の「重新取號/もう一度取り直す」をタッチし、最初の画面に戻って入力を最初からやり直すってことになります。
受付が完了すれば番号がプリントされるので、それを確保して待つ形。
ま、ちょっと面倒だけど、この解説で概ね大丈夫だと思います。途中でわからなくなったりしたら、スタッフさんに「ムリですー、わからないですー」的な雰囲気を出すなりしましょう。
テーブル席かカウンター席、どう選べばいいのか?
→カウンター席は、
1人1人に鍋がセットされ、それぞれが選ぶメニューを楽しめる形。
つまり、3人で行ったら3人がそれぞれ好きなメニューを選べるシステム。
→テーブル席
1つのテーブルで鍋が1つ。鍋が1つなんで、鍋のベースはしゃぶしゃぶならしゃぶしゃぶのみ、石頭鍋なら石頭鍋のみ、という形。
例えば3人で行って、1人は涮涮鍋(日式しゃぶしゃぶ)、あとの2人は石頭鍋、みたいに分かれる場合はカウンター席をセレクトすべき・・・ということになります。
逆に3人とも石頭鍋で・・・ってことになればテーブルでもOK。
ってことになりますが、基本、ほとんどのお客さんがカウンター席ですね。
カウンター席で、1人1鍋のスタイルで自分の好きな順序で具材を入れつつ、自分のペースで楽しむ・・・そんな楽しみ方がこのお店の魅力になってる感じです。
そもそも単に鍋料理を食べるってだけでなく、具材を入れて、火加減を自分で調整しつつ・・・みたいな流れって結構楽しかったりします!
1つの鍋だと、食べたいものが食べれなかったり、まだ食べたいタイミングじゃないのに食べなきゃいけなかったり・・・、
結構自分のペースはそれぞれ犠牲にしつつって感じになりますよね。
1人鍋だと、そんな面倒なことから解放されて、それぞれがいい感じで楽しめる・・・それが結構大きな魅力になってくるんですよね。
これ、実際に食べ進めると実感してきます。
なので、特に何もなければカウンター席で1人1鍋のスタイルをオススメです。
西門町のカルフールの店舗は先にスタッフさんにオーダーを伝える形
他の店舗はわからないけど、今回お伝えした西門町のカルフールの4階のお店は、テーブルに案内される前にオーダーをスタッフさんに伝えるシステムでした。
特にカルフールの4階のお店は結構混雑してます。事前に何を頼むか決まってる状態だとスムース。
って言っても、こっちが日本人だとわかると、日本語のメニューを持ってきてくれます。
選択する項目については本文中で触れてますので再度チェックしてみてください!
最初がちょっと面倒なんだけど、1度体験しちゃえば全然問題ないレベルです。