- 2016-5-28
- TAPルーム・ビアバー
啜飲室というTAPルームでお馴染みの臺虎精醸が、ブルワリー「啜飲室LAB/TaihuLab」をオープンさせました。
ブルワリーの一画のスペースにビアバーが併設されていて、今回の落成祝賀パーティーもそこで行われたので勿論行ってきました。
臺虎精醸と言えば「啜飲室」が代名詞ですが、実は、日本のヤッホーブルーイングやアメリカのピザポートブルーイングなど人気のクラフトビールを台湾国内で流通させているディストリビューターでもあるんですよね。
僕的には普段からブリーズスーパーでピザポートのIPAをゲットしている関係上、ディストリビューターとしての臺虎さんのイメージの方が強かったりします。
事前のフェイスブックでの告知投稿の段階からかなり盛り上がっていたんですが、当日はやはり大盛り上がり最高の雰囲気でした!
MRT南港展覧館駅から無料のシャトルを走らせるなど、事前の準備は抜かりなかったです。
臺虎さんオリジナルのクラフトビールが12種類ラインナップ!
啜飲室では、欧米や日本のクラフトビールがタップで楽しめるスタイルですが、今回は、臺虎さんのオリジナルのクラフトビールだけが12種類ズラリ!
IPAマニアとしては勿論、臺虎さんのIPAをトライすることが最大のお目当てでした。(結局セッションIPAしかなかったけど・・・)
12種類のラインナップは画像に納めてきましたのでチェックしてみてください。
いろいろあるので、お好みでトライしてみてください。
ちなみに「Escobar」はコーヒーの香りが漂う仕上がりで、あちこちにビールを仕入れに行ってる臺虎のスタッフさんでさえ、こんなビールは飲んだことないからオススメだよ・・・と言ってました。
僕はコーヒーがそこまで好きじゃないのでトライしませんでしたが、気になる方はぜひ。
1杯目はセッションIPA
よくあるタイプのセッションIPAという印象。
ホップの風味も抑えめで、セッションIPAの本来の役割であるドリンカビリティーを重視したタイプ・・・そんな仕上がりでした。
そこそこホップの風味も感じられ、それでいてスッキリ飲めるのでホント飲みやすかったです。
2杯目はコードシリーズのセッションIPA「Toropic Thunder」 これマジ旨!
ここのセールスチームのメンバーさんは顔見知りの方が数名いるので、いろいろ情報をいただいたんですが、ホップが効いてるタイプなら「Toropic Thunder」がオススメとのこと。
こっちもセッションIPAなんだそうです。
マニアとしては飲まないわけにはいきませんので勿論2杯目は「Toropic Thunder」をオーダーしてみたら・・・
飲む前からホップの超濃厚な香りが溢れまくりー!
IPA系が好きな方、ぜひ、臺虎さんの「Toropic Thunder」トライしてみてください。
セッションなのにここまで超濃厚にホップが薫るのかよー!
・・・って、とっても幸せな気分に浸れます!
コードシリーズはやや高めの価格設定みたいなんですが、そりゃ、ここまでこだわってれば価格高めでOKっしょーってな具合に納得です。
別の顔見知りのセールスチームのスタッフさんと話した時、「Toropic Thunder」激旨だねー、最高に気に入ったよ・・・と伝えたら、
「うちは世界の美味しいクラフトビールを扱ってるから、それらに勝てるよう約3年かけてオリジナルのテイストを開発してきたんだ!」って言ってました。
なるほどねー、こういうビジネスの展開もアリだよなーって妙に感心しちゃいましたね。
正直、台湾のクラフトビールってテイストは良いけど品質がいまいちだったり、品質は良いけどテイストがいまいち理解できなかったりってこと、結構多いです。
台湾人のビール関係者自身がそう言ってるくらいなんで、ホントなんだと思います。
でも、今回飲んだ臺虎さんのクラフトビールは、品質的にもテイスト的にも十分満足いく仕上がりだと思いました。
これまで啜飲室や小売り業者への流通等で台湾のクラフトビールシーンを思いっきり熱くしてきた臺虎さんですが、これからは自前のビールを前面に出してくるのでしょうか。
今後の臺虎さんの動きからは目が離せません。
ヘッドブルワーは女性!
臺虎精醸のオリジナルビールのヘッドブルワーは女性です。
顔見知りのセールスチームのスタッフさんと話していたら教えてくれました、そういえば知ってる??うちのブルワーは女性なんだよ・・・と。
ブルワリー内の見学ツアーがあるから参加したら・・と奨められたんですが、行列が長すぎて断念しました。マジ行きたかった。
真ん中の黒いTシャツを着てる女性です。
落成記念パーティの様子を画像で
お目当てのビールについてはお伝えしたんで、当日の様子は画像だけ置いておきたいと思います。「台湾再び!」とは異なり、ざっと情報だけをラフにお伝えしていくスタイルのブログなんで。
臺虎さんの基本情報は、画像の下にありますのでチェックしてみてください。
啜飲室LAB 基本情報
新北市汐留區南陽街199號
02-2692-1072
土曜日のみの営業
最寄りのバス停です↓
MRT南港駅まで行き、そこからはバス、又はタクシーとなります。落成パーティの時は臺虎さんがシャトルバスを走らせてましたが、その後の運航については不明です。