- 2016-10-10
- クラフトビール巡り@台湾
栓を開けた瞬間の香り
すっげーいい香り。英国風って書いてあるんだけど、どうもそういう感じの香りではない印象。なんかものすごくワクワクさせられる華やかな香りです。
注いでみた瞬間の香り
いや~良い色です。英国風ってことなので、どちらかと言えばブラウンがかった感じだと予測してたんですが、何気にゴールデン系の鮮やかな雰囲気。
飲みてぇー・・・っていう感じが抑えられない感覚になります。僕だけかもですが(笑)
さて、グラスに注いだ後の香りなんですが、やっぱり英国風のIPAかなーっていう香りになりました。
こういうパターン、かなり多いですよね。
香りに関しては瓶の栓を開けた瞬間の香りと、グラスに注いだ後の香りってかなり違ったりします。
でも、それはそれで両方楽しんだ方が絶対いいですよね。それがクラフトビール、特にIPAなんかの華やかな香りが内包されてるタイプの楽しみ方だと思います。
で、もう一度飲む直前に香りを確かめると、あれ・・さっきと違うな・・・と。
何気にアメリカンなIPAっぽいフルーティな感覚。んー、何か楽しいです。どっちなんだろうーって(笑)
飲んでみると
あれー、これイギリス系??
これ、飲んだ瞬間の感想です。
ラベル見ると、ホッピーでバランスを重視した仕上がりみたいなことが書いてあって、なるほど、確かにそういう感覚あるねーって納得。
何か、このイモータル、旨いですね!
っていうか、ほとんどのIPAは旨いって感じる自分にとっては、このイモータルが旨いって感じるのは当たり前だったりするんですが、それでもアメリカンなスタイルが好きなのは事実。
で、結局、最後の最後まで「Elysian The Immortal IPA」は英国風な感覚はあまり感じることは無かったです。
ホップの華やかさがドンパチ来てから苦みで終わる感じ
イギリス風のIPAって、ハーフスタウトみたいな感覚があることが多いんですが、このイモータルはそういう感覚ないですね。
むしろアメリカのIPAっぽい、ホップの華やかさがドタバタとやって来てから、最後は苦みで終わっていく・・・そん印象。
旨いです、これ。
自分的にはダブルIPAが好み中の好みなんですが、最近どうも重くなってきたというか、ちょっとスッキリ味わえるタイプのIPAがいいなーなんて思うことが多いのですが・・・。
そういう意味では、この「Elysian The Immortal IPA」は普段飲みにちょうど良いっていうか、いい感じでスッキリ感が味わえるIPA・・・そんな感覚です。
華やかなホップの感覚があまり広がることはないんですが、かといって華やかさが収束している感覚を味わわされることなく、その代わり苦みがテイストの最後にやってくる・・・そんな感じを楽しめました。
ただ繰り返しますが、ボディはホップの華やかさをしっかり感じられるタイプなので、やっぱりイギリス風って感じとは違いますね。
普段からダブルIPAにハマってきた自分的に、そこまで華やかな感じはないけど、普通にIPAな風味を楽しめて、最後はすっきりとした苦みで終える・・・そんな感じです。
Immortalって、不朽の、不滅の・・・みたいな意味なんですね。
なんか妙に納得ですね。自分的には、ちょっとIPAの重い感じじゃないタイプが飲みたいなーって時に絶対飲みたい・・・そんな仕上がり。
普段飲みしたいIPAとして常時何本かキープしておきたい1本です。
飲みたいーって思ったクラフトビールが手に入らない・・・もどかしいですよね。
いろいろ好みはあるとは思いますが、とりあえず、好みのIPAが手に入らないとなれば、やっぱ「よなよなの青鬼」があると一息つけますよね。
クラフトビールのブルワーの中では流通量がしっかりしてるからですかね。台湾でも最も低価格で楽しめるIPAです。
この青鬼さんも、何本か常時キープしてます(笑)