【繋がるセブン店舗MAP付】台北フリー/TaipeiFree 登録&使い方完全ガイド

■このページのコンテンツの目次■


 

TaipeiFree/台北フリーとは?

TaipeiFree/台北フリーは台北市政府が提供している公衆無線LANのサービスです。

■ネットワーク名(SSID)■
・「TPE-Free」
・「TPE-Free_CHT」
・「TPE-Free Bus」(該当の路線バス用)
・「.TPE-Free AD WIFI」(台北メトロ駅・車内)

TaipeiFree/台北フリー日本語公式サイト
TaipeiFree/台北フリー 会員登録/アカウント申請ページ
接続可能なコンビニ店舗

長きに渡り、台湾へ旅行する場合、ぜひ入っておきたい無料のwifiサービスというポジションをキープしてきていて、現在も、多くの日本人旅行者が加入するサービスです。

実際、ローカルの台湾人も利用しています。台北に在住している人は勿論、台北以外からビジネスや旅行などで台北を訪れる方々に広く利用されている無料wifiネットワークです。

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実際に使ってみてどうなのか?ホットスポット別考察

台湾の国内外の方々から幅広く支持されているTaipeiFree/台北フリーですが、実際のところ、使い勝手はどうなのか?・・・どこまで快適に利用できるのか?・・・ここが気になるところですよね。

下記は台北市内の主要エリアのホットスポットのMAPです。
(オレンジ→屋内スポット 青→屋外スポット)


画像出典:台北フリー公式サイト Hotspot検索

こう見ると、かなり多くのスポットが点在していています。

TaipeiFree/台北フリーだけでなく、無料系のwifiネットワークの問題点として、

  • どこで使えるのかが明確にわかりにくい

という点が挙げられます。

ホットスポット自体は膨大にあるものの、「3G/4G回線のように場所を選ばず移動しながらでも快適にネット接続できる」わけではないので、常にホットスポットがどこなのかを意識しなくてはなりません。

その場合、例えば、「あのコンビニがあれば繋げられる!だから、最寄り駅に着いたら周辺のコンビニ店舗で道順を最終確認しよう!」・・・というように事前に明確な計画が立てられる状況がベストです。

TaipeiFree/台北フリーの公式サイト内には利用できるホットスポットが相当数掲載されていて、TaipeiFreeだけで台北を快適に旅行できるような感覚に陥ります。

なのですが、台北在住で日常的にTaipeiFreeの繋がり具合や安定感等を体感している立場から言えば、そこまで快適な利用ができるとは感じていません。

ただ、ほぼ確実に利用可能であると計算が立てられるスポットが存在しているのも事実です。

以下、実際の体験ベースの繋がり具合や使い勝手について、各ホットスポット別にお伝えしてみます。

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コンビニで使える!繋がるコンビニをMAPにしました!(セブンイレブン)

【使える度 →かなり使える!】

「TaipeiFree/台北フリー」で最も計画的に利用できそうなスポットがコンビニです。

公式サイト内のホットスポット情報をみると住所が一覧になっているデータを見れるのでが、住所と支店名だけが一覧になっていても全くわかりにくいだけなので、今回、それらをMAP上にまとめてみました。

全てを確認したわけではないのですが、そのほとんどがセブンイレブンだと思います。

台北市内のセブンの全店舗ではない、とい点には注意すべきなのですが、上記MAPをチェックしてもらえれば、事前に利用したい店舗を割り出せるので、かなり便利に使用してもらえるかと思います。

全店舗でないにしても、かなりの店舗にてTaipeiFreeのwifiが利用できるのでぜひ活用してみてください。

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台北メトロで利用可能も実情は「部分的に使える」レベル

【使える度 →部分的には使える!】

2017年より「.TPE-Free AD WIFI」というネットワークが新たに導入され、台北メトロ(台北MRT)の駅だけでなく、車内でも無料wifiが利用できるようになりました。(※導入期は板南線、淡水線、2017年の年末までには全線で利用可能の予定)

「.TPE-Free AD WIFI」は広告が表示され、それを見る代わりに無料で利用できる仕組みである「Free AD WIFI」という無料wifiサービスの「台北メトロ版」という位置づけです。

なので「.TPE-Free AD WIFI」はそもそも事前の会員登録が一切必要ありません。

つまり、TaipeiFreeの事前登録をしていない状態でも、台北メトロ(MRT)で「.TPE-Free AD WIFI」を利用するのは可能です。

ですので、厳密にはTaipeiFreeとは別モノと捉えた方がわかりやすいです。

接続方法などの詳しい使い方は別ページにて徹底解説していますのでチェックしてみてください。

→「.TPE-Free AD WIFI」の詳細はこちら
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■■「.TPE-Free AD WIFI」の率直な感想■■

台北メトロ(MRT)の駅だけでなく車内で利用でき、かなり画期的なのですが、現状、あまり快適に利用できない・・・というのが正直な感想です。

駅を出発すると接続が途切れるんですよね。で、再接続する流れになるんだけど、広告が表示されたり接続自体にまごついたりしている間に次の駅に到着。一旦は繋がるものの駅を出発するタイミングでまた切断・・・。

基本、このくり返しです。

目的地に関して到着までに情報確認・・・なんて使い方してる場合は、正直かなりイラつきます。

台北駅周辺など中心部では比較的何とか接続をキープ出来たりしますが、基本的には使えるとされている区間で快適なネット接続ができるとは言い難い状況です。

台北メトロ(MRT)にはしょっちゅう乗っていますし、毎回、テストを兼ねて「.TPE-Free AD WIFI」を利用するようにしていますが、状況は特に改善していないです。

ただ、駅構内やホームでは繋がります。何らかの要因で上手く接続が完了しない時もありますが、概ね、駅構内とホームでは繋げられるので、確実にネット接続ができる場所として計算することは可能です。

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路線バスは対応路線が少ない-ただ繋がり自体は結構良い

【使える度 →対象者は少ないが意外と使える】

TaipeiFreeは路線バスの中でネットに接続することができます。ネットワーク名は「TPE-Free Bus」です。ただ、一部路線に限られています。

■対象路線■
1、12、15、21、22、74、223、266、270、278、284、300、304、311、588、601、611、630、645、645副、671、685、紅31、紅32、紅7、棕9、綠1、敦化幹線

そもそも台北に旅行に来て、路線バスを利用する方ってかなり台湾旅行に慣れたリピーター系の方々が多いと思うのですが、さらに路線が限られていることもあり、「TPE-Free Bus」の対象者は少ないのかな、と思います。

ただ、該当の路線に乗る機会があり、上手く繋がると、まるでTaipeiFreeの回線とは思えないくらいサクサク繋がったりします(笑)

ただ、公式サイト内に以下のような注意書きがしてあるので、過大な期待は禁物です。

※ 注意:
1. Taipei Free が利用できるバスには、いずれもロゴマークがついています。すべてのバス、またはあるバス路線のすべての車両でサービスが利用できるわけではありません。
2. ネットワーク信号の範囲により、一部の路線の始点や終点、山間部に近い場所では、ネットワーク信号が届かない場合がありますので、ご了承ください。
引用元:TaipeiFree公式サイト Hotspot検索

とは言え、無料系のwifiサービスの最大の難点は「移動しながら利用できない」ことなのですが、「TPE-Free Bus」は移動しながら意外と快適にネット接続が可能になるので、台北旅行中、該当の路線バスを利用する予定の方は車内での利用を計画してみるのも良いと思います。

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8大エリア-ハッキリ言って快適には全く使えず

【使える度 →運が良ければ使える程度】

TaipeiFree公式サイトでは、いわゆる8大エリアと称する屋外スポットでTaipeiFreeに接続できる旨掲載されています。

■■8大エリア■■
台北駅エリア
光華エリア
南京東路環亞エリア
東区頂好エリア
信義エリア
新光三越南京エリア
台大公館エリア
西門町エリア

引用元:TaipeiFree公式サイト 屋外ビジネスエリアの説明

これを見ると、

  • それぞれのエリア一帯でTaipeiFreeに繋げられる
  • エリア内なら移動しながら繋げられる

という感覚で見てしまいがちですが、幻想です。

確かに、いくつかのHotspotが設置されていることは事実です。

ただ、実際に接続しようとすると上手く繋がらなかったりということが多く、繋がっても、屋外のそのスポットから離れればすぐに切断されますので、エリア内を歩きながらネット接続する・・・みたいな使い方は全くできません。

それに台湾は基本的に暑い国ですから、屋外の何の太陽を遮るもののない場所でネットに接続できても、正直大変なんですよね。

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10大夜市-ハッキリ言って快適には全く使えず

【使える度 →運が良ければ使える程度】

10か所の夜市で利用できるという記載もありますが、これも前述の8大エリア同様、快適に使えるレベルとは程遠いです。

■■10大夜市■■
1.景美夜市
2.寧夏觀光夜市
3.大龍街夜市
4.永康街夜市
5.南機場夜市
6.華西街觀光夜市
7.饒河街觀光夜市
8.臨江街觀光夜市
9.臺大公館夜市(同8大商圈)
10.士林觀光夜市(含士林公有市場室內)

引用元:TaipeiFree公式サイト 屋外ビジネスエリアの説明

実際に日本人旅行者に最も人気のある寧夏夜市で散々トライしましたが、

ネットワーク自体は検出できるものの満足に接続できませんし、たまに接続できたとしてもネット閲覧できるレベルでの快適な接続は実現しませんでした。

勿論、寧夏夜市を練り歩きながらネットに接続してMAPを使う・・・なんて絶対無理です。

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主要幹線道路-繋がることもあるが実用性は低い

【使える度 →運が良ければ使える程度】

主要幹線道路に関しても有名なストリートがいくつも掲載されています。毎回ながら、これを見ると「TaipeiFreeだけでかなりネットに繋げられるじゃん!」なんて勘違いしてしまうのですが、正直、これらのストリート上で快適に繋がることは少ないです。

勿論、このストリート上を歩いて移動しながらネット閲覧なんてことは不可能です。

確かにスポットはいくつも存在しています。

ただ、公式サイトのHotspotマップを見ながら実際にストリートを歩いても、それらのスポットがどこにあるのかを明確に突き止められないことが多いんですよね。

運よく繋がるスポットに行き当たれば意外とサクサク繋がるんですが、そんなあやふやな状態でスポット探しをするくらいなら、該当のセブンの店舗を確認し、そこを目指した方が全然早いと思います。

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実際、登録する価値ある?

という感じで、TaipeiFreeの繋がり具合についてスポット別に実体験ベースの情報をお伝えしましたが、ほとんどネガティブな内容ばかりになってしまいました・・・。

ただ、これが現実なんで致し方ないんですよね(笑)

とはいえ、「登録する価値あるのか?」と訊かれれば、「登録しておいた方が無難」と答えます。

出発前に日本からWEBで登録申請を済ませられるので、ぜひ登録しておくべきだと思います。

散々ディスっといて何だよ・・・と思われるかもしれませんが(笑)、該当のセブンイレブンの店舗でほぼ確実に繋げられますし、その他、思わぬところで接続が実現する場合も否めないからです。

ネットって「使えて当たり前」的な感覚を持つくらい必須のインフラ状態になってるわけで、海外旅行先でネットに繋げられる環境は出来るだけ多く確保しておいた方が良いと思います。

これは別途有料で台湾向けのwifiルーターをレンタルしたり、現地の通信会社のSIMを購入する予定の方であっても同様です。

会員登録自体は簡単な入力で済みますので、以下の画像での解説を見ながらアカウント申請を完了してみてください。

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日本から事前登録する方法を完全解説

日本からTaipeiFreeに会員登録申請するのはとても簡単です。

まず「会員登録の申請」ページへ。

日本語なので問題ないです。

以下のようにそれぞれ入力します。

同意の蘭にチェックマークを入れ、青枠の「次へ」をクリック↑

直後に、登録した携帯にSMSが届きます↓
 

認証コードが記載されています。上の画像の場合、「535798」がコードになります。

認証コードを入力します↓
 
 

青枠の「次へ」をクリック↑

以下の画面が表示されたら会員登録申請が完了です。
 
 

簡単ですよね?

日本語なので全く問題なくできると思います。

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TaipeiFreeへの接続方法・使い方

以下がTaipeiFreeのネットワーク名(SSID)になります。

・「TPE-Free」(通常のネットワーク)
・「TPE-Free_CHT」(速度の速いネットワーク)
・「TPE-Free Bus」(該当の路線バス用)

「TPE-Free」をタップするとログイン画面が表示されるので、IDとパスワードを入力して接続します。

パスワードを記憶する設定にすれば、ホットスポットに入ったら自動でログインされるようになります。

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TaipeiFree Q&A

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認証コードがSMSに届かない

認証コードがSMSに届かない場合、IDとして登録した携帯電話の番号の入力ミスであることが考えられます。

国名を「JAPAN」と選択すれば、国番号である「81」が自動表示されるので、携帯電話番号の最初の「0」を外した番号を続けて入力します。

「090-111-1111」であれば、「90-111-1111」となります。

ただし、ハイフンは不要なので実際は「901111111」と入力する形になります。

後、携帯電話の設定でSMSがブロックされる設定等の確認をしてみてください。

会員登録申請のSTEP1を入力し「次へ」をクリックしたら、瞬時にSMSに認証コードが届くのが通常です。

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空港で登録できる?

TaipeiFreeは空港で登録できるようです。事前のWEBからの会員登録申請をしていなかった場合でも、台湾入国後にツーリストサービスセンターの窓口で登録出来る旨公式サイトに記載されています。

下記の場所において、ご自身のパスポートまたは中国居民往来台湾通行証をご準備のうえ、サービス担当者にご自身のEメールアドレスをお伝えください。サービス担当者が代わりにアカウントを申請します。これにより台北市の主要屋内外公衆エリアで無料無線LANをご利用いただくことができます。

台北市各ツーリストサービスセンター:松山空港、台北駅、各MRT駅、観光スポットなど。

詳細情報

引用元:TaipeiFree公式サイト FAQs

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安全性 セキュリティについて

TaipeiFreeは他の無料Wifi同様、通信は暗号化されていませんので、そういう環境下であることを意識した利用が求められます。

パスワードを忘れたら?

Taipei Free公式サイト「アカウントの管理」>「パスワードの紛失」をクリック> ログインアカウント(携帯電話番号)を入力すると、パスワードが「ショートメッセージ」で携帯電話に送信されます。

引用元:TaipeiFree公式サイト FAQs

 
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~PROFILE~

MOTOです。
2003年に初訪台し約1年の滞在で強烈な台湾ファンに!

その後も何度も訪台し、2008年には台湾のNPO法人さんとお仕事した際に超大まかながら台湾一周を実現。2013年、好きが高じて台湾に移住。

外食ビジネスを営む家で育つ。祖父は製麺工場。

そんな流れで台北では食べ歩きばっかり(笑)ワークアウトしてるので体脂肪率は17~18%台を何とかキープ。でも深刻なチョコレート依存症(笑)

マガジンハウス社の雑誌「anan」に掲載されました。

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